人気ラーメン店「日本人観光客お断り」@石垣島

石垣島の「日本人観光客お断り」の店が話題に、というか物議。

こんなニュースが・・・。石垣島はよく訪問するので気になりました。此処はそのうちに行こうと思っていた店なのですが。

「7月から9月末まで日本人のお客様お断り」だそうで・・・googleローカルガイドでも今までは高評価だったのですが、このニュースが出るや評価「1」を付ける人が出てきたりして。

ローカルガイドには店主の対応云々も書かれていますがどうなのでしょう、このような考え、行為に至るにはなにか突き動かすものがあったのでしょうかね?

石垣島の「ユーグレナ モール」とか「石垣ヴィレッジ」周辺はヤンチャな若い人が多いので自分も夜中は近づかないエリアなんですが。今回はコワイ、ヤンチャな人が、ではなく。この店の言うのは「お客様は神様」だというモンスターカスタマーのことらしい。

この〇〇モンスター「定年後リタイアなどで職に就いていないといった理由で時間に余裕がある」あるいは「会社や組織から脱落したなど」などの条件が当てはまる人が多いそうで。高齢化、非正規雇用などで 〇〇モンスターが増殖する要因は今の日本にはありすぎるわけです。

高齢者は自分語りをしたい、昔の価値観押し付け、 若い人は非正規雇用での怒りの矛先探し、というわけ。日本中全ての世代がモンスター化する恐れを孕んでいる訳です。そのうちに「老人」VS「若者」という構図が出来上がるのではないかと危惧しております。

因みに「暇」「金持ち」「性格悪い」これが敵に回すと面倒な3条件かと思います。近年は、コレに「ネットスキル」これが加わると最凶ですわ(笑)

話を戻しますが。そもそも、このグローバル化の中で外見で「日本人」と判断できるのか?IDチェックでもするのか?夏場だけなくてもマナーの悪い客は年中いるのでは?とかいろいろ考えてしまう。

店主のご苦労を察して応援する意見もあるようですが「日本人観光客がルール違反することに我慢の限界」なら石垣居住者のみ入店許可すればいいのに、とも思う。更には「日本人」と表記するなどで民族主義、ひいては排外主義的な怖さを内包することに気づいてほしいとも思います。

自分が思うのは、いくらワンオペ営業でも客に当たる、しかも人種で判断というのは納得がいかないのです。客個別に対応して、注意すべきは注意し、或いは出禁にし、そしてホール対応スタッフを雇う、最後は営業場所を変える、とかが妥当なんじゃないか。

日本がそもそも「島国」そして沖縄、更に離島ともなると、 ことを荒立てない、周囲との調和を重んじる風潮はますます顕著かと思います。その意味では、今回のこの騒動は島をザワつかせた筈。石垣島の飲食は内地、或いは宮古島の方が多くなど石垣島の方の経営は少ないし。「なんか、そういうのってナイチャーとかなんじゃないの?」と地元の方が言う姿が目に浮かぶw

その後、店主の方からの説明がFacebookの店舗ページに掲載されました。でもFacebookやっている人しか見れない、こういうとき店舗サイトがある方が、と思いますけどね。その説明を読んだら電凸や脅迫もあるとか・・・コワイ。

この店がどうなるのか?答えはそのうちに自ずと出るとは思うけど。あっ、私は行かないですよ、 ご飯は味よりもまずは気持ちよく食べたい派なのでw