天文館の中心部にある創業90年以上のうなぎ専門店。
鹿児島の天文館で鰻といえば此処を訪れる方も多い「うなぎの末よし(うなぎのすえよし)」(Google Maps)です。
こちら、日本の動物文学の代表的人物である作家の椋鳩十先生(小学校の図書室にあってよく読んだものです)が絶賛したという鰻だそう。
過去に何度か訪問していますが、久しぶりの鹿児島訪問でしたのでまずは老舗・有名店の此方へ、との思いで伺いました。
店の前にはいつもお待ちの方が数名はおいでになります。しかしながら一人だと割りとすんなり入れたりします。
営業時間中で店頭がこんな感じでしたらラッキーこの上ないこと。ぜひご入店をおすすめしますよ。
メニューは鹿児島では肝焼きとか色々な部位を出す店もある中で蒲焼とご飯もので割りとシンプル。私は「丼の松(3,250円)」に。
ビール(580円)を飲みつつ焼き上がりを待ちます。
蓋付きで登場!蓋を開けるまでの胸のときめきが・・・!
ややご飯部分多いような、下の画像のほうがもう少しギッシリ感はあるかもしれませんw
なんとなくショーケースのうな重よりもギッシリ感が不足、ご飯の白場が多めな感じですが、食べ進めるとご飯の間にも鰻が入っているんですよ。いわゆる「間蒸し」というやつ。
鰻は割りと細め、というか中太タイプ、これは自分好み!タレも鹿児島風の甘さとしょっぱさの臨界点を求めたタイプ、思わずご飯を欲する風味。
自分は関東風のしょっぱさが際立つ醤油が本来好きなのですが、何故か鹿児島に来るとこの味が美味しく感じます。
鹿児島鰻の特徴として言えるのは肝吸いよりも味噌汁が主流なこと。コクのある甘みが特徴の鹿児島の味噌汁、これもまた甘目のタレとマッチングが良いのですよ。
もう一つ鹿児島鰻の特徴として・・・鹿児島はうな丼は鰻がご飯の上、ですがうな重というとご飯と蒲焼が別々・セパレートな店が多いのです、こちらもうな重だと別々で2段重です。
自分は蒸された容器の中で鰻のタレがご飯に染み込むのが好きなので鹿児島ではうな重を頼むことはあまりないのですが、次回は此方ではうな重をいただいてみたいと思います。
とか言いながら前回2015年のエントリ見たら今回と同じような感想を書いているじゃないですか!しかも「次回はうな重だな!」とか書いてるし・・・我ながら学習能力が低いというか進化しないというか(笑)