庶民的なエリアにスタイリッシュなガラス張りの店舗が斬新。
8月の終わりの訪問で随分間が開いてしまったのですが、北千住から飲み屋街を数分、ガラス張りでモダンなファサードのお店です(GoogleMap)入谷の「暮ラシノ呑処 オオイリヤ 」が良かったので、その二号店のこちらにもお邪魔しました。
店内は打ちっぱなしコンクリートに白木のイメージ。カウンターの他に丸テーブルとシンプルなイメージ。ご主人が沖縄の方ということで、沖縄の友人と二名で訪問しカウンターへ、目の前には美味しそうなおばんざいが並びます。奥には何やら煮込まれて、あれやこれやとシズル感満載。
メニューはこのような感じ。ところどころに沖縄食材を使っていますがそれ程「沖縄感」はないイメージ。
まずはマッコリとビールのハーフアンドハーフ「もっこりビール(630円)」から。最初一瞬、泡など含めビールの喉越しですが、その後はマッコリが味わえるという不思議な感覚のドリンク。
お通しにコーンスープ、このスタイルは「オオイリヤ 」と同じ。
フードは名物だと思われる「つくねの蒸籠蒸し(880円)」を頂きました。「ヤングコーンと九州醤油」「生ハムと島胡椒チーズ」「しらすと梅と大葉」「ツナとトマト」「枝豆とレモン」の5種。
島胡椒を使う辺り沖縄感ありますね。ヤングコーンと九州醤油が味が際立つ感じで美味しかったです。ただ蒸してしまうと生ハムの感じとかはどうなんだろう?とも思いましたがw
続いて「馬刺しのユッケ(780円)」「雲丹といくらの冷製出汁プリン(980円)」このプリンは「雲丹」「いくら」が加わってなんともプリン体増量な感じです。全部を一人ではやや濃厚過ぎますが、これが実に美味しい。
でもまろやかで美味しいメニュー。〆的に「ハムカツ(480円)」を頂き満腹。でもどうしてもメニューを見て気になり食べたかったので「サバ味噌辛子サンド(680円)」をテイクアウトにしてもらいました。すっかり冷めてしまいましたが美味しかったです。
グラスと七味には、店主の當山さんの「當」のマーク。このグラス欲しいw
全体的なメニューの印象は「オオイリヤ」よりも東京の居酒屋プラス若干の沖縄テイストっぽいメニュー展開かと思います。二人で11.000円ほど。結構飲んだのですが沖縄での感覚より3割り増しという感じでしょうか?
沖縄を知り尽くしているのに沖縄っぽくないメニュー展開、というのが此処のポイントだと思うのです。「オオイリヤ」もそうですが、東京のちょっと凝った居酒屋というテイストに加えて、つくねの蒸籠蒸しなど看板メニューはあるし、このスタイル、那覇でやったらウケると思います。