今年は行けなかったのです、残念、来年は見に行きたい。
10/7に久茂地交差点を中心に国道58号線で行われた毎年恒例の「那覇大綱挽」那覇の場合は「綱引」でも「綱曳」でもなく「綱挽」なんですね。琉球王国の記していた古文書に「挽」の字があるとのこと、で「綱挽」だそう。
直前まで台風25号が来ていて、開催はどうなるか?みたいでした。他のイベントは中止になったものもありましたが、ホント毎年なんだかんだでこの日は晴れるような。
で、今年はバンドの練習がちょうどこの時間に入り見に行けず。練習スタジオまでも58号線は車が通れず若狭大通り迂回してタイヘンでしたw
今年の画像もなく以下は過去の画像ですが。実際の綱挽の模様は過去画像をお見せしても今ひとつ臨場感、ライブ感もないので、今回は「綱」の話。
毎年、前日夜中には58号線にクレーンがスタンバイ。6車線あるのに、このエリアは中央分離帯が可動式で外して開催されます。
で、実際には学校行事みたいに綱がガーッって動くわけでもなくジリジリと。動きとしては開始直前の縮んでいた綱の「遊び」の部分を伸ばし切ることによる動きのほうが大きいようなw開始前、この綱方の皆さんがお互い連絡を取りながら上手に綱がピンと張るように誘導します。
今年の熱戦は約12分間、勝敗ライン5メートル動かした「東」が勝ちました。
開催後にすぐ綱は撤去するためにまたクレーン車がすぐ後ろに待機。何しろ国道、幹線道路ですから。
行事の後は手綱を切り取って参加者に配る「嘉例(かりー)綱取り」が行われます。綱を切って厄除けに飾るために自宅に持ち帰る方が多いのです、この日はゆいレールの床が綱のカスだらけだったりします。
この綱、カッターでは全く切れません、折りたたみの鋸がベスト。(おそらくは)米兵の方々は武器のような電動ノコを持参だったりで「Give Me Rope!」って言うと分けてくれたりもしますw
でも本来切り取って良いのは手綱のみなはずなのですが、女綱或いは男綱本体の「側」というか表層に巻いた綱を切り取る人も多いようです、しかも「芯」の部分にまで電動鋸入れようとする人もいたりで結構ヤバい。
持って帰った綱、以前、玄関に置いておいたら小さな虫がたくさん発生していたことが。まずは大きめのゴミ袋に一旦入れて防虫剤を吹いて口を縛ってしばらく置いて虫を駆除してから室内にお供えするほうが良いようです。
この行事のあとには台風は来ないと言われていますが、沖縄も一気に秋めいて来ました(実際には紅葉とか秋を感じる風情は無いのですが)12日の沖縄は12月並みの寒さだったようです。