幸先悪くも歩けて良かった梯子酒

最初に入ったお店が、特に人気店であるのに思わず座れたり、美味しい上に
更に良い出会いなどあると、何故かその後も二軒目、三軒目と良い流れができるもの
・・・・・というのが今までの私の経験。

この日は浮島通りに新しく出来た「琉球政府」へ行ってみました。
なんとも、妙な名前のお店ですが。

この「琉球政府」時代と言うのは
本土復帰前の米国統治下の沖縄のことですから
人によっては複雑な思いを持つ方も多いようです。

更には、琉球処分、本土復帰の際等に国家としての琉球独立の気運もあったよう。
そのため、今も政治的なイデオロギーを含んだ印象もあるようです。

ということで、何でこんな名前付けたのか・・・と思いますが。

店内は、簡単にいえば懐古趣味の店。
ビクモンとか往時のポスターやら看板が店内に・・・。

そして、フツーに焼き鳥と沖縄料理の店でした。
ケチャップ焼きそばがメニューにあるけど、できれば、
メニューにも「琉球政府」ぽさというか懐古調の部分が欲しかった。

「つくね」「かわ」です、焼き鳥がやたらと塩辛く、悪いけどなんとも素人っぽい
更にはビールとこの焼き鳥6本で1400円は高いかなぁ。

自分は残念な印象で終わりたくない質なので、キチンとした〆をと・・・栄町に移動
「二万八千石」「アラコヤ」は満員、その他も満席、お休みだったり、
別のお店のスタッフが飲んでるのが見えたのでご遠慮したり、
果ては入店するなり「もう閉店です」だったり・・・（泣）

経験の逆説として幸先が悪いと後は不遇のラビリンスが梯子酒の決まり事のよう。

結局、珍しく栄町は一軒も行かずに、久茂地まで戻ってみたが
やはりお腹は焼き鳥モードかなと思いきや「串六✕九」は閉店
（何か、ここ最近ほとんど営業してないみたい）
「西乃屋」は後片付けモード・・・で、放浪するように
「海援隊」チェーンの店「ぼんじりや一銀通り店」へ
ここは生ビールと言っても「麦職人」ですが一杯100円