鹿児島中央から特急で1時間ちょっと、都城で刺身と焼きを堪能してきました。
2023年11月。鹿児島滞在中にお隣の県宮崎に地鶏を楽しみに行ってきました。鹿児島でも鶏は美味しいのですが地鶏といえば宮崎との思いと、久しぶりに特急「きりしま」に乗りたかったのもその理由。
夕方からサクッと飲みに行ける距離ということで宮崎でも割りと鹿児島寄りの「都城」へ、1時間ちょっとの旅。
伺いましたのはこちら、事前調査の上で美味しいと聞いた「ふれあいの里 駅前店」です。駅からすぐの雑居ビル的な奥。昭和レトロな映画ポスターの奥に店はありました。
メニューは基本、鶏、刺身or焼き。
まずは生ビールと「刺身上(盛り合わせ:1,250円)」コリコリと新鮮な鶏独特の刺身盛り。普段はなかなかいただく機会のない鶏冠とか珍しい部位も盛り込まれているのは特筆すべき点。この鶏冠、コリッとした中に柔らかみがあります。
手前の一番右が「鶏冠」
焼きを伺ったら上から3つがおすすめ、とのこと。その中で限定品「背肉のしょうゆにんにく焼き」は背肉が一羽から少ししか取れない希少部位であり鶏を10羽ほど使うので事前予約と忘年会用に確保しているとのことで断念。
「ももの塩焼き(1,100円)」を。地鶏ならではの歯ごたえを楽しむ肉質に追加の芋焼酎が合う、合う!
自分好みの焼き加減でいただけるのは嬉しい。
カリカリ気味のよく焼きも美味しい!
入店時にはカウンターに私だけでしたが、しばらくして振り向けば座敷は満席の人気店。故にスタッフとの「ふれあい」は難しかったのですが地鶏の歯ごたえは魅力、再訪したい店であります。次回は「卵焼き」や「とり汁めし」なども〆としていただいてみたい。
画像からもお判りかと思いますが、店内、ここかしこで焼く七輪からの煙が充満するほどに。特にカウンターは焼き場が近いので「焼きの香り」が服に焚きしめられます、ホテルに戻って上着を脱ぐときに香るほど。気になる方はご承知おきくださいませ。
駅から距離はあるようですが「ふれあいの里 梅北本店」もあります。
後日、鹿児島市内の居酒屋でお隣のお客様に、都城へ行ったらぜひとも駅弁「せとやま弁当」の「かしわめし弁当」を!と。「かしわめし」というと物産展でよくお目にかかる鳥栖の中央軒や折尾名物、東筑軒が有名ですが、鶏の本場宮崎のものなら間違いなく美味しいはず。その意味でも「都城」へはまた行かねば。