感染者数の人口比が全国ワーストとなった沖縄県
ワクチン接種も遅れている沖縄県ですが、300名超えからは此処数日で連日ブーストアップが如く、人口比150人超「欧州並みの流行に」とまで言われるようになっております。
そのような中、沖縄県より8/1に「全ての県民の皆様へ」として以下の取組みを徹底して実践するようとのメッセージが発出されました(PDF版)メッセージの内容は以下のようなもの。でも、その後8/4には過去最多の600名超えの新規感染者に至っておりますが。
- これからの2週間、外でも家でも集まらないで、出かけないでください
- 他都道府県、離島との往来は、帰省を含め、やめてください
- 感染症対策の切り札のワクチンを積極的に接種してください
海外諸国ではロックダウン相当のレベルということで、今回、特に「1」の「今後2週間の外出自粛」が目を引くところではないでしょうか。欧州のようなロックダウンが日本では法的な根拠を求めることが出来ないような中で「セルフロックダウン」という、某都知事も出さなかった新たなワード、これは沖縄独自では?実際は「外出禁止」のお願いに近いような。東京や他の自治体でも出ていないほどの切迫したものであるような気がしています。
よく「実際に亡くなった人は少ないじゃないか」「重篤な方、中等症の方は少ない」などの意見もありますが、それは此処までの医療体制でギリギリ抑え込んでいるから。これを緩めると通常医療に支障が出る、それと放置することによるさらなる強力な変異株育成の助長にまで繋がりかねないと言うことでしょう。何しろワクチンの効果にしても様々なデータ、それに事づく情報が出ている状態、今後の新たな変異株の威力など想像もつかない、という未知数のウィルスなのだと思います。
若年者を中心に先週から感染が3倍、ということですが、国際通りや松山エリアの酒提供&20時以降まで営業している店舗でも若い方々が多く、逆に年齢層が高めの方々の利用率が高い栄町は閑散としています。
再三の要請に従わないで店舗はかなり絞り込まれたはずですので、酒提供&20時以降まで営業店舗にはそろそろ行政代執行的な行動に出ても良いような気もします。
ただ、観光客には「セルフロックダウン」は全く無関係なようですし。先週末に行われたという「ド密」観客ノーマスクのライブの様子などをみても若い方々のエネルギーの発散する場が無いのは確か。規制するばかりでは反発も招きますしね。「オリンピックやってるし選手村が良ければ、良いんじゃね?」的な意見もありますし。
あと飲食店への要請&補助金、緩和したら「Go To ◯◯キャンペーン」という繰り返し、これもどうも昭和な「ハコモノ」的な発想なような気がして。
フィジカル面での発散にはならないかもしれませんが、eスポーツ(esports)の奨励、オンライン飲み会、その他若い方々が在宅でも夢中になれることの奨励と、そこへの参加、関連企業とのタイアップでのインセンティブ付与など、政府、自治体もこのような細かい「現代的な」ケアも必要なのかもしれませんね。
暫くは外食グルメネタは書きようがないですね。因みに電子レンジを買い替えました。今までの数千円の単機能レンジからグリル・オーブンレンジ機能付きに。これで 「セルフロックダウン」 は乗り切りたい!