焼肉店がジンギスカンの店になりました@那覇牧志「炭火網焼きジンギスカン 羊蹄山」

ちょっと、高級なジンギスカンという感じでしょうか。

那覇市「ニューパラダイス通り」以前はラーメン店、その後「黒毛和牛専門 焼肉にく久」だったところがジンギスカンの店に。壁面の「牛」が「羊蹄山」に変わりましたが同じ経営母体だそうで店内の雰囲気や設備などはそのままという感じです。

メニューは割とシンプル、羊肉は二種類のみ。

カウンター席で・・・七輪が出てきて焼き網が。まずは「ジンギスカンセット(1,480円)」これのオーダーは必須とのこと。なるほどメニューに記載の「必食」はそういう意味かしら?(笑)

「ジンギスカンセット」の後で他のメニューもオーダーできるシステムだそう。それに生ビールはオリオンドラフト(500円)でスタートしました。

こちらが「ジンギスカンセット」

肉はラム肩ロース120グラム、薄切りで小さめカットが10枚ほど。味付けというよりは生ジンギスカンタイプ、味わいはタレで楽しむタイプでしょうか?肉質は大きさからか、割と脂身がないタイプの羊肉と言えましょうか?

薬味系はニンニクたっぷりに黒い容器の唐辛子がおすすめとのこと。

かなりの「味変」になってしまいましたが(笑)

野菜にはじゃがバターが3切れほどホイルに包まれて出てきます。

以前は焼肉店だったからでしょうか、七輪と焼き網というタイプ、期待していたジンギスカン鍋ではないのですね。特に野菜がジンギスカン風でく焼肉屋さんのそれなんです、こちらは焼き肉店での焼き野菜をタレでいただくという感じ。

やはりジンギスカンというと、あのジンギスカン鍋で流れ落ちた羊の脂で縁にある野菜が香ばしく、と行きたいところであります。野菜に関しても、もやしとかもっとゴッソリといろいろあるのがジンギスカン風ではない?

せっかくの炭火の七輪なのでスリットの穴が空いたジンギスカン鍋載せて滴り落ちる肉汁が炭火でジュワッと・・・これは最高の香り付けになります、そこを狙って欲しかったですね。

続いて「マトンヒレ肉(100グラム:880円)」を追加、こちらはサイコロ状のマトン、焼いている様はシロコロホルモンのよう。味わいはラム同様脂感は少なくスッキリテイスト。

お店からオープニングキャンペーンのサービスで「手作りラム肉ハンバーグ」のハーフサイズをいただきました。スタッフの方からは肉汁ジューシーとの説明がありましたが、ジューシーな肉汁というよりも粗挽きパティに脂が詰まったという脂感のハンバーグでしたよ。

以上、税込でお会計は3.146円、もともとが高級系焼肉店であったためか、最近は羊肉が高騰しているという話もあってか、軽く羊を、というお値段ではなかったかな?でも追加注文でついついいろいろ・・・という時にためにクレジットカード利用可能は良いですね。

「羊蹄山茶碗カレー(500円)」とかサイドメニューも気になるものがいくつかあります。でも、まずジンギスカンセットオーダーありきシステムだとそこまでたどり着けない人もいるのでは?とも思います。

インバウンド客や観光客が戻ってきたら、また焼き肉で行くかも、とのことでしたが。せめてジンギスカン鍋は用意していただきたい、そんな思いでした。

【2020.09.12追記】

ちょうど再放送の「孤独のグルメ Season8」11話を見ていたら武蔵小杉の「ジンギスカン どぅー」という店が紹介されていまして、そこでは「チャックロール」という肩ロースの部位を網焼きで提供していました。しかしながら・・・やはり途中からジンギスカン鍋でセットをいただく、という流れでした。そして、後半のジンギスカン鍋でもチャックロールを焼くシーンが。こちらは「炭火網焼き」と謳っていますが、やはりジンギスカン鍋は必須という気もします。また、ロケの店のようにもも肉、ショルダー、チャックロールといろいろな部位も楽しみたいもの。井之頭五郎氏が「もやしも大事!」って言っていたので野菜の中にもやしも必須ですかね。

炭火網焼きジンギスカン 羊蹄山

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