エビっぷり良く、具材がぎっしり詰まった濃密な餡が楽しめる点心たち＠那覇国際通り「ホテルコレクティブ」3F「居易園（Kyo Garden）」

ゆったり、ゴージャスな気分で中華。

随分、以前に訪問して下書きになっていたエントリです、今は内容が異なるかもしれません。コロナ禍で読んでいただいても行けない、ということで外食記事は書きにくくなるので今のうちにちゃっかり上げておきます。

※決して大勢のグループでの訪問や外出を積極的に推奨するものではございません。また店舗によっては営業形態・メニュー内容の変更、またはソーシャルディスタンスの関係で全席を開放していない場合もありますのでご注意ください。

国際通り、那覇BT方面の松尾バス停のすぐ前にオープンした「ホテルコレクティブ」の3階の中華レストラン「居易園（Kyo Garden）」です（GoogleMap）既に訪問した方々の評判が良かったので伺いました。

中国料理レストラン居易園

店内はゆったりと食事を楽しめます。ランチタイムから接待、打ち合わせなどビジネスでも使えます。

ゆったり、そして広々したフロアはさすがホテル内の中華料理店、総勢で200名近く入るのでは？奥には円卓毎に3部屋に分割可能な個室もあります。訪問時はランチのみでしたが、3/1からディナーも開始しています。

以下メニューです、中華はメニューが豊富、ランチでもたくさんあります。

ランチのコースは4種でした、アラカルトもあります。どのコースにも点心か小籠包が含まれているようです、私は炒飯が食べたくて「飲茶コース（2,400円：税・サ抜き）」にしました。

お茶は最初ぬるくて、次に熱いお茶が、石田三成の「三献茶」ですか？w

まず「前菜盛り合わせ」前菜の定番ですがコリッとした食感の「中華風クラゲ」が美味しい。続いて「春巻きと大根もちの盛り合わせ」春巻きはエビ春巻き、具が濃密、中のエビも歯ごたえがしっかり楽しめるサイズ、上等な「エビっぷり」です。

以下、こちらはエビがふんだん。「エビっぷり」が良いのです。

針生姜も好きなだけ、赤酢、黒酢お好みで・・・。

「餃子入りスープ」は穏やかな味付けのスープ、中の餃子だけがものすごくアツアツだったのは意識しての調理なのでしょうか、この温度差がちょっと気にはなりましたが美味しいスープです。

「四種類の点心盛り合わせ」モッチリ皮の弾力とこちらも具がしっかり楽しめます。緑のものはほうれん草の点心。これらも具はたっぷりギチギチに入っています。

「小籠包」はわりと脂感の強いイメージ、これは一連のジェントル味付けのラインナップの中では異色に思えました、なかなかワイルドな印象です。

カニさんと目が合った、恨みの表情ｗ

「海の幸入りグラタン木の実入り蒸しパン添え」これだけなんか洋風ですかね？なメニューです。他のものがエビなどの具が満載なイメージでしたので・・・カニのフォルムから期待したほど蟹肉は入っていない印象。個人的にはカニの香りとグラタンのソースの香りがどうもマッチしないというか、しっくりしない印象でした。他が美味しので厳しい見方になってしまいましたが。

パンそのものはとても美味しいです、でもちょっとここでの2品がいきなりの洋風テイストな印象。

〆は「炒飯」こちらこそ「海の幸チャーハン」とメニューに堂々と名乗れるほどのホタテ、エビがたくさん入った炒飯。こちらのエビもプリプリ。ごはんパラッと炒めは流石、味わいは上品、穏やかです。一品料理より少量なのでこれで良いのでしょう。でもアラカルトでオーダーしたら、もう少し味濃い目のパンチが欲しい気もします。

「デザート」はマンゴープリンと中華風カステラ、クッキー。マンゴープリンはマンゴーの香りが濃厚に漂います。中華風カステラはあっさりした味わい。最後にコーヒーが飲みたかったけどｗ

以上、品数はかなりのものです。少しずつで満腹になるの？と最初は思いましたが、通して味わうと、間隔を開けていただくためか、かなり満腹になります。

お会計は税・サ込で2.904円、アラカルトから計算するとおトクにいろいろいただけます。そして全体的にバランスの良いメニューの流れと思います。何よりもそれぞれ具がシッカリ大きめ、そして点心は皮の中の餡も濃密に入っているので、それぞれの料理の満足度も高いと思います。全体的な味は穏やかな味付け、故にコースでもたくさんいただけるのかも。

オシャレで落ち着いて、ちょっとしたお客様とかしこまって、或いはデートや特別な日や家族の集まりで使えて・・・しかもクレジットカードが使えてと、ちょうど内地でいうと「銀座アスター」的な使い方ができそうな感じです、実際にコースの価格帯も似ています。

ホテルロビーもゆったり、訪問は2月でしたが影響が出始めていて既に空いていました。新しいホテルで車寄せがきちんとあるホテルは一流ですね。