立ち飲みのフランクさに加えて立ち飲み以上の魚と酒。
以前も同じような広さであったのですが、場所は同じだっけ?と調べたら転居していました「酒喰洲(しゅくず ) 桜井水産」(GoogleMap)よくもまぁ同じ雰囲気の店を探したもの、という感じ。スタッフも目が届くこの狭さが良いんじゃないかと思うんです。
立ち飲みながらフードも良質、センベロでは済まない客単価ですが、もっともそれ故に客質も良いとも言えますかね。切り身一枚から楽しめるのもお一人様の立ち飲みには好都合。ネタも身は締まって新鮮、良質な魚を頂ける店だと思います。
「お造りは3枚以上でのオーダー。1000円以上のオーダーで10パーセント引き」とあります。
「サッポロ生(480円)」でスタート「メバチまぐろ赤身(170円)」「かつお刺(150円)」もう一品は「平すずき刺(170円)」だったはず?の3枚で。切り身も分厚く、まぐろ、かつおのなめらかな舌触り、美味しい。
続いて「さんま刺(340円)」「あじ刺(220円)」「ボタン海老刺(300円)」の三点。さんまはややもすれば胸焼けするような脂ギラギラのものもある中で、こちらのものは脂の乗りも程よく、味、鮮度ともに良し。ボタン海老は頭を焼いてもらえます。ムッチリしたエビの刺身に続いて、仕上げはカリカリの頭焼き、イイですね。
此処で日本酒に、周囲で「ハーフ」の声が。半分サイズもできるのですね、こういうところ一人飲みにも優しい。「誠鏡ハーフ(350円)」に「 月の輪ハーフ(380円)」と。
仕上げに「さんま天(370円)」・・・太いサンマがボヨヨンと天ぷらに。ここで満腹「まぐろづけ丼(730円)」までは行けなかった、これは次回の課題にしたい。
立ち飲みながらいろいろリーズナブルに良い素材の刺身、天ぷらなど魚料理が味わえる、こういう店が那覇にも欲しいものです。
沖縄では立ち飲みはまだ黎明期、現時点では雨後の竹の子のごとく立ち飲み=センベロという印象。フードが蔑ろな店が多いような気がします。センベロで4杯のドリンクのみという飲み中心への流れもあろうかと思いますが。
かたや、この店のようなフードしっかりの立ち飲み店も今後は認知されていくはず、今後は沖縄立ち飲みも二極化していきそうな気もしています。
居心地が良すぎて店を出たら辺りは暗くすっかり日が暮れていましたw
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