オープン前から話題でしたが、いよいよオープン、安定のとんこつラーメン。
早速、初日の開店時間に行ってきました。国際通り、JALシティホテルの隣、ファミマのあるビルの地下です。初日は10:00オープンでランチと言うより朝ラー的、30分前に訪問したら、1階入り口は誰も並んでいない感じですが地下の店舗内で行列が。
73席全てが「味集中カウンター」というパーソナルエリア重視の店内です。
メニューのラーメンはベースは一種ですが「ICHIRAN 5選(1.490円)」というメニューが。どうも海外からの観光客の多い店にある限定メニューのようで、これにしました。ネーミングも英語でインバウンド需要メニュー、でもラーメン一杯に1.500円という時代かぁw
整理券、席番号札にオーダー用紙、いろいろ手渡されてプチパニックw
こんな感じで行ってみました。辛いタレは後に足すことになりますがまずは2倍。
「ICHIRAN 5選(1.490円)」の食券には「ラ玉チャのき」とあります、おそらく「ラーメン」「玉子」「チャーシュー」「のり」「きくらげ」5品のことかと思います。この追加分だけで500円ほどするというわけですね。
載せる前、普通はこんな感じ。
全て載せたところ。
味は安定していますね、このちょっと粉っぽい小麦感のある麺の食感が好きなんです、歯ごたえシギシギと。スープとのバランスも良いし、チャーシューはややドライでハードなタイプな印象。
途中で味変すべく「オスカランの酸味(120円):下の画像で右の液体」を。このオスカラン、ゴーヤのような植物らしい、この実がまろやかな酸味を出すというらしいけど、黒酢をベースにした感じの酸味ですかね。それと「にんにく(120円)」
更には「秘伝の辛味:15倍(120円)」を追加、これは一旦丼が下げられてトッピングされて再度提供されます。酸味、辛味、ニンニクでかなり凶暴なスープの出来上がり。
今回は15倍、辛味は20倍まで可能だそうですが、辛さ的にこれは行けそうかな。ついでに「半替玉:超かた(130円)」で。
幾多の支店を擁する「一蘭」故にオープン初日でもオペレーションはしっかりしています、ブレや迷いなし。初代貢献人なる新店舗立ち上げスタッフが応援に来ていました。それにしても関係者が多いw
結局、ラーメン一杯に2.000円近く支払ってしまうことになりましたが、そういう時もクレジットカードが使えるのは嬉しい。沖縄でダイナースクラブカード使えるって珍しいような気もする。
「薬院駅時刻表」がなんとも博多発祥という感じ、お土産もあるので自宅でも味わえます、沖縄らしい記念撮影コーナーも。
今回の「一蘭」参入で沖縄ラーメン界はますます過当競争に入ってきたような感じですね。
最近、東京でも行っていなくて久しぶりとなった「一蘭」今回改めていろいろカウンター周りを見てきました。
この「味集中カウンター」からの目線はこんな感じ。オーダー終了するやサッと簾が下がります。提供時には向こう側から「失礼しまーす!」とか声がかかり開きます。
なんか、この簾、天皇や高貴な方が御簾の後ろにおわす昔の屏風絵、あるいは教会の懺悔室を思い浮かべてしまうんです。そして、替玉などで追加料金支払い時にはラブホのお会計的なものも感じるのは私だけかw
「サイレントカード」ってこれは筆談?というか此処までの用意がされているんですね。「声を発することなく」ってコミュ障かいっ?って思うけど。
それからコップの補充のために、上の部分の木戸も左右に開きます。このパーソナルスペースの演出、こういう注目するポイントが多すぎで個人的には味に集中できないんです(笑)
この「味集中カウンター」MY店では、日本人のミニマリスト的禅のアプローチと捉えられているとかも聞きましたが、それはなんか解釈が違うような気もw
立っているスタッフとは目線を合わせることもなく。もっとも結局は入店時などにはスタッフと顔を合わせるわけだし、味の感想などのコミュニケーションがあったほうが良いような気もするけど。
沖縄では店とのコミュニケーションを大事にする面があるので対面という意味で「低接触」なこのスタイル、ご年配以上の方への浸透はどうかな、という気も。もっともラーメン食べる客層はもっと若いし外国からの観光客には面白い演出かも。
そんなことを考えていたら、食べ終わったオバサンが簾を上げて覗き込んで「食べたら、帰って良いんかね?」って・・・その気持わかります。
オープニング記念で頂いたグッズ、うちわ?と小物入れ?でしょうか。