大腸ポリープ切除で一泊二日の入院。
昨年人間ドックで大腸にポリープが見つかって、その場では切除できない大きさでしたのでポリペクトミーで切除してきました。これは、きのこみたいな茎のある形をしたがんやポリープを切り取る方法です。その部分に「スネア」という金属の輪を掛けて根本を締め、高周波の電流を流して焼き切る方法。
朝から洗腸下剤を大量に飲んで・・・人間ドックでは味の素製薬の「モビプレップ配合内用剤」で2リットルをそのまま飲む「割り水」タイプでしたが、今回は日本製薬の「ムーベン」これはボトルを水で薄める「水割り」タイプです。最初の一杯は看護師さんが作ってくれるのですが、思わず「濃い目で!」って言いそうに、飲み屋か?(笑)結局、私はボトルをもう一本入れてから処置室へw
モニタでリアルに見れてなかなかの衝撃でした。ここのほかは半世紀生きてきた割にはキレイな大腸であったように思います。カメラが最深部に入るときには痛かったのですがそれ以外は割と楽でした、最後に傷口をクリップで三箇所ほど止めるのですが、その時にお腹の中でデカいホチキッスみたいな音がバチンって鳴るwこの手術、病院によっては日帰りなんですが、大事を取って一泊入院となりました。この日はこの手術を受ける患者さんが多くて終わったら既に夕刻。
私は睡眠時無呼吸症候群治療のCPAPという酸素マスクに空気を送り込む機器の音(ダースベーダーみたいな感じの音w)が迷惑かと思い個室を予約していました。最初は普通の個室でしたが暫くして特室へ移ってくださいとのことでデカい部屋に。自分のマンションの一部屋よりデカいかもw前日の夜9時から食事は禁止のまま、この日も朝食、ランチはもちろん、夕飯は点滴「二ソリ輸液」(笑)PC持ち込みは禁止とは聞いていましたが、やはりNGでしたね。
暇です・・・テレビもカードを購入して入れないと見れないので、買いに行くのも面倒なので此処ぞとばかり本を持ってきて読んでいましたが。
持ってきたのが池波正太郎のグルメ紀行だったりで余計にお腹がすいたw翌朝はおかゆに副菜、久しぶりのご飯は味がついていないのですが36時間ぶりの食事ということでペロリ。欲を言えばお粥には鹿児島の醤油か紀州梅が欲しかったところです。
お昼も食べてから退院しますか?って聞かれたので、丁重にお断りして午前で退院。自宅では栄養士さんの言う通りに・・・レンジで柔らかくした人参、玉ねぎを入れ、硬い島豆腐でなくやっこで鶏ささみと煮込み。これでも病院食よりはまし。しばらくは辛いものはもちろん、酒、外食も控えます(笑)