今回はご招待を受けた冲縄の超有名ブロガーさんに同席させて頂きました。以下、最近の私のブログに一層の辛口評価を望む方々のご期待に応える意図はありませんけど(笑)
以前、自腹で訪問した時は一人で一人用メニューが少なく蕎麦と蒸し牡蠣のみで失礼したのですが、今回は4名での訪問です。
まずは「香るプレモル」スタート「よっ!男前ジョッキ」と普通のサイズ。看板商品だし美味しい。
是非食べてくださいという牡蠣の蒸し焼きは一個390円、十割蕎麦は900円。
ここまではお店のお薦め、この辺で主体的にwオーダー、ブリかま塩焼きは980円、一週間熟成させた牛たん焼きは1.280円。
生ラムジンギスカンの980円をはじめとしてバーベキューに切り替え・・・イカ、ホタテ、カニ味噌の甲羅焼きなどいろいろと焼いて。ハイボールもMEGAハイボールから私はジムビームシトラスハイボールへ。ラムのジンギスカンは美味しい。でも、此処シーフードの店と聞いたような気もしますが、なんでもあるのねw
〆でご飯物。ブリのちらし寿司は980円、温玉いくらご飯は1.980円。メンバーのお一人がバースデーでしたので1階の「甘味しゅり春秋 HAPINAHA店」で購入したまんじゅうをお店の許可を得て焼いて「バースデー饅頭」がデザート(笑)以上、いろいろと頂きました。普通に支払うと一人4.500円ほどだったようです、ごちそうさまでした。
で、ブログには自由に書いてください・・・とのことでしたので、書かせて頂くと以下のようになります。提灯記事にはしたくない気持ちもありますからね。
前回もそうでしたが、この十割蕎麦は箸で上げると全体がそのままダマになって持ち上がるんですね。温玉いくらご飯、ブリのちらし寿司は酢飯がほぐれていないのでブロック状です。ブリかま塩焼き、ホタテ、イカは味が立ってない、というか下味が不十分という感じでしょうか。勿論、味のことは人それぞれ、更にはその日の気分、体調もあろうかと思いますが、ほぐれていない麺、酢飯は明らかに分かるもので残念でした。温玉いくらご飯は確かにいくらはたっぷりでも2.000円近く払ってこの酢飯は・・・。蕎麦と酢飯の「解し」が不十分なことは他にも感想で漏らしている方がいましたので、この店で食べてブログに書かれている方の中にも実はと、気づいた方もおられるやも知れません。
無料で頂いておいて文句を言う気持ちは毛頭ないのですが、かと言ってべた褒めの「提灯記事」みたいなエントリは己を偽る背信的行為でもあるし、と言うことで改善提案とでも言いましょうか・・・まだスタッフが不慣れなのは仕方ないとは思いますが、でも今のオペレーション、一人4.500円支払うとの意味を考えるとどうなんでしょう。上記指摘の部分は素材の仕入れを変更したり、メニューを変えるということに比べれば、オペレーションや一手間の工夫で今からでも十分補正できるように思います。例えば、せっかくの十割蕎麦の素材ならばそれを活かした形で提供してほしいものです。
また、今回もお一人様のお客さんがチラホラ、でも結局オーダーするメニューがなくてすぐに帰ってしまう様子。この辺りは一人用メニューと一人でも楽しめる席を作ればもっと来店率もアップすると思うのですが。厨房そばのこのスペースもお客さんの導線からは遠いようなので、いっそのことカウンターにすればいいのになぁ、とか思います。
店の奥の方は、翻訳パネルが設置された外国人観光客向けの席。冲縄といえばインバウンドで注目される観光地。せっかく世界に誇れる和食を提供するならば、より良い状態で楽しんでもらいたいものです。最高のプレモルと共に飲めるのですから。
さて、最後に疑問が。今回、我々はいわばモニター的な立場での利用。ところが帰るまでお店の方は登場せず。この日、店側もモニターの客が入ってるのは承知なはずです。「今日のお料理はいかがでしたか?」とか来そうなものです。この時はスタッフが来れないほど店内が忙しい様子もなかったけど。もしも自分が店を運営していたらモニターの評価は是非とも聞きたいところですけどね。帰宅して暫く時間を経てから書くブログよりも食後すぐの評価のほうが率直な意見も聞けて役に立つと思うんですけどね。個人的には、料理を無料で提供して・・・せっかくの情報収集のチャンスを失しているような気がしました。
※今回は、深く切り込みすぎた感はありますが、決してメニューの否定ではありません。