和食のオーベルジュであります、見ても味わっても楽しいまさにディナーショー。
那覇から車で2時間ほどでしょうか本部町、備瀬崎の「ペンションビセザキ」に行ってきました。ちょうど6名でカウンター貸し切り、プラス主賓は波ぬ花のオーナーで合計7名。
夕食まで軽く散策、この日は曇天でしたが、すぐそばにプライベートビーチもあるしのんびり過ごすには最高の環境です。
やはりお楽しみは料理。料理人は通称「クマちゃん」数々のギャグやらを連発しつつのエンターテナー、一方お口の中はグルメなアートという感じ。
まずは乾杯、持ち込みでしたがいろいろお酒が揃いました。
して、この日の演目wは以下のとおり。
島らっきょうの前菜からスタート、つけ汁まで飲み干しちゃいますw
エビのアーサー天ぷら、衣が殆どアーサーで濃厚なアーサーの中に海老の風味が混ざり合う
石垣鯛の握り
ラフテーをお粥で煮込んだもの
湯がいた蛸も美味い
ソーメンチャンプルー
島らっきょうの巻きもの
白子のアーサー天ぷら
卵焼きは阪神ファンということでこの文様
途中から泡盛に。こちらの泡盛は山川酒造「珊瑚礁」今帰仁酒造「まるだい」久米島の久米仙「久米仙」のブレンド。そしてこのガリが最高に美味い。噛みごたえと言い後味と言い・・・仄かに黒糖風味。このガリだけで泡盛の上等なアテになります。
ラストはシンプルに握りと巻きもので、シャリの美味しさは言わずもがな。更に此処の海苔が逸品だと私は思います。シャリの口溶けと同じタイミングで海苔が口の中でとろけて行きます。まさにネタ、シャリ、海苔が三位一体で醸す味わい。
〆はあら汁
いろいろなパフォーマンスやらお色直しwもあるのですが、全ては美味しい料理の演出のため。また器も凝ってます。古伊万里風かとおもいきや、本物の古伊万里でしたw器でも美味しさを味わえる、久しぶりに器に着目しつつ料理を味わいました。
最後にお米の生産農家の方もいらしていたのでツーショット。
日付が変わってこの日は波ぬ花のオーナーの誕生日、皆でお祝いして、酒宴は夜中までw実に、何を頂いても美味しい一夜でした。
翌朝は、これまた美味しいお米で朝ごはん、厚切りのベーコンも美味い。でも白いご飯だけで何杯も行けちゃうほどに白飯が美味い。
チェックアウトの時におみやげに頂いた太巻きは、これまた太い!最後に再度、海苔とシャリの素晴らしいコンビネーションというかマリアージュを堪能できました。時間が経過しても海苔が硬くなってビニョーンとなったり、バサッと千切れたりしない、素晴らしい海苔です。
年に一回は、こういう贅沢も良いものですねぇ。って、自分にご褒美が多すぎw