ランチ「刀削麺」がスタート@那覇牧志「羊羊火鍋 (ヤンヤンヒナベ)」

沖縄では珍しいかな・・・満州風中華、火鍋料理の店。

那覇牧志、美味しくて雑誌も豊富な「喫茶ミンク」と同じビルです、脇道の奥「八のや」の更に奥、チョット隠れ家的な「羊羊火鍋(ヤンヤンヒナベ)」(Google Maps)

以前、オープンしてすぐに閉店してしまい、ついぞ伺えなかった「鍋三昧」の場所を居抜きで使われています。業態は同じく火鍋系。火鍋は2,500円と5,000円(和牛)の2コースがあるそうですが2人前からとのこと。他には決まった夜メニューがなく、おまかせ的でしたが現在夜用グランドメニュー制作中とのこと。

ひとまずランチがメニュー化してスタートということで伺いました。今は時短営業で在庫管理などの関係もあって「刀削麺(770円)」のみ。

早速いただきました。スープ、具材のミンチ、ニラは名古屋フードの台湾ラーメン的。そこにフィットチーネ的な刀削麺。麺を名古屋の「きしめん」と見ればこれはこれで新たな名古屋フードかも(笑)

話が脱線しますが「台湾ラーメン」は台湾にはなく名古屋の「味仙」が発祥。ご当地メーカー寿がきやも「台湾ラーメン」出しています(沖縄だとドンキで買えます)「台湾=ピリ辛ミンチ肉」ということで、最近、名古屋では「台湾カレー」も人気とか。

そして「刀削麺」・・・添付の自家製ラー油(これが胡麻の香りが素晴らしく美味しい、確か1瓶400円で販売しています)を入れるとかなり濃い口に味変します。

こちら、すぐ近所の「酔処玉川〜tamariba〜」で月に一回行われるテイクアウト惣菜販売にも参加されていて、その時販売されていた「肉まん(500円)」がイタリアンのパニーニのような皮、そして油多めでワイルドな肉々しさ、デカさも相俟って大陸的で実に美味しかったのです。

ところで、カウンターで召し上がっていた同郷のご友人らしき方が食べていた「豚肉麺」が肉がゴロンと実に美味しそうでした。インネパ系でもお見かけしますが、本場系の方が経営する店で本場の方やご友人だけ地元メニュー食べてる光景って時々見ますが、なんとも美味しそうに見えるものですw

その「豚肉麺」や「牛肉麺」も材料があればやってくれるそう。実は餃子が美味しいのですが、ゆくゆくは餃子定食もやるとのこと(多分、今も材料があれば頼んだらやってくれそうw)

こちら味付けはご出身の中国東北部、瀋陽の味。極寒エリアですから料理も辛いし、油も多め、酒も強めです。

帰り際、店頭にある幟に「抻麺(シンメン・チンメン)」なるものが!甘粛省蘭州市の蘭州拉麺とあります。これは瀋陽でも名物の抻ばして作る手打ち麵だそう。焼きそばで食べても美味しいらしい。

麺の太さからして台湾ラーメン的という意味ではこの麺のほうがマッチするかも。

と見ていたら、店主の方が「さっきの、刀削麺でなく抻麺でも作れるよ!」って、此処は結局オーダーメイドの店なの?(笑)

ランチタイムは11:00~14:30で(日)休みです。夜営業は時短期間中は17:30~20:00だったと思います。制作中の夜メニューも大いに期待しております。

羊羊火鍋

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