「マトンビリヤニ」と酸味の効いた「ビンダーロ」を@那覇辻「カマル 那覇店(kamal)」

安座間の「カマル」山下町の「アティティ」の3号店が辻に。

若狭大通りを西武門交差点を過ぎ上之蔵大通り「上之蔵バス停」で降り数分、辻の歓楽街を抜けた場所にあります「カマル」(Google Maps)
店名の「カマル」とは「蓮」のことらしい。道理でファサードにも蓮の花イラスト。

以下はグランドメニュー、というかディナーメニューと言うか。インネパ系の店舗の場合殆どがランチタイムでもランチ専用メニューだけでなくグランドメニューも対応可能なのが嬉しい。

今年の3月にオープンしたそう。安座間の「カマル」そして山下町の「アティティ」は系列店とのこと。「アティティ」は何度か伺っていて好みのカレーでしたので期待しての訪問です。

メニューにビリヤニがありましたので早速「マトンビリヤニ」をサラダ・ドリンク付きのセット(1,250円)で。

ビリヤニはもはや正統派ネパール式ビリヤニとして市民権を得たと言ってもいいグレイビーソース炒め飯。いわゆるチャーハン方式。バスマティライス使用なので自分としてはこれも十分にビリヤニであると思っています。実際に本場インドでもデリーとかでこのタイプは出会ったように記憶しているし。

ルーも付けて「ビンダーロ(多分ビンダルーのこと:此方は1,030円だったはず)」で。どちらも「中辛」ドリンクは「アイス・チャイ」。

マトンは大きめがいくつかゴロゴロと。カレーの方はマトンとじゃがいも。どちらのマトンも大きめながらバサバサしてはおらず時折脂分も楽しめる肉質で良い塩梅。

「ビンダーロ」は独特の酸味が辛さに負けずに出ていて美味しい。こちらでの「ビンダーロ」いわゆるビンダルーと言えば本場はポークだと思いましたが此方ではマトン。

このビンダルー、発祥はゴアだそうで。ポルトガルのポークにワインビネガーやニンニク等をたっぷり漬込んでから煮込むメニューにスパイスを加えてカレーにしたもの。

当時インドで主流のヒンドゥー教に対してポルトガルの宣教師たちがキリスト教に改宗してもらおうとの意図から作られたメニューとか。「キリスト教なら、禁忌の豚もにんにくも食べられますよキャンペーン」みたいな感じでしょうかw

話はやや脱線してしまいましたが、この「ビンダーロ」カレーのルーも具材しっかり、味もパンチがあるし、また伺いたいと思います。帰りに系列全店舗で利用可能なスタンプカードいただきましたし、次回はチキン系で行ってみようか。

ミニインネパ物産コーナーありです。

カマル 那覇店

関連ランキング:インド料理 | 旭橋駅