機内で子供の投げた中身入りペットボトルが直撃、その時の親の対応、そしてJALクルーの対応にとても違和感。

お子様がおいでの方には反論もあろうかと思います、ただどうしても私は釈然としないのです。

普通、私はブログで不愉快なハナシを書く時は、気持ちの整理をして書いて、更に落ち着けるために起こった日からしばらく間を開けてアップすることにしています。文章にしてみて読み直してみると意外に「どうってことないなぁ」と思いアップもしないこともある、しかしながら今回の一件はどうしても怒りが収まらないので記載します。 こういう内容って炎上しちゃうかもな、と思いつつも書かずにはおれない。

以下は子連れは飛行機に乗るな!という意図は全くありません。親としての責任を果たせないなら機内に限らずです。

「快適な機内の旅を・・・」とのアナウンスが終わって、さて一眠りと思った矢先のこと、右腕に鈍痛、その後激痛。中身の入った500のペットボトルが私を直撃した。

とっさに私の口をついて出た言葉は「ペットボトル投げんな!」だったと思う。どうも子供が駄々をこねて投げた様子。

すると、父親らしき人間が席に座ったまま「すいませ~ん」と言った。え?それだけ?

この時の着座位置はこのような感じ。

窓)客:空席:私| | 通路| | 母親らしき客:子供:子供:父親らしき客 | |通路| | 3座席(窓

上記の画像は当該便ではないですが、自分の席から見るとこんな感じで右に4列。

この子供のどちらかが駄々をこねてペットボトルを私に投げたのであります。離陸時からギャーギャー騒いでるなとは思っていましたがまさか此処までやんちゃとは。投げるのが早業だったのかも知れないけど、普段から乱暴なことをやりそうなら注意はしていないといけないと思う、思うに投げる前に阻止できなかったのか。

すぐにクルーがやってきた「どうなさいました?お怪我はありませんか?湿布薬とかお持ちしましょうか?」みたいなことを言った。別にそこまでの必要はないからと湿布薬などは断って、隣の客がボトルを投げて来たと伝えた。子供が投げたときにはトイレだったのか、居なかった母親がその時には戻ってきたようで、両親でヒソヒソとなにかつぶやいていた。普通はこのタイミングで「うちの子が申し訳ありません」だろうと思う。

此処で、このJALクルーの対応が大いに疑問が残るものであったのです。その親に「周囲のお客様もおいでですので、お子様へのご配慮、よろしくお願い致します」とでも言うものと思ったが、何も言わずに戻っていった、クルーの対応はそこで終了。コレはいい加減な対応だなと思った。CA、クルーというのは別にドリンクやお土産を売る鉄道の車内販売スタッフが空を飛んでる訳でもなく本来は保安要員、ならば客の安全確保に努めるべきかと思う。相手は子供故にまた投げてこないとも限らない状況で注意もしないとは・・・次はスマホやタブレットが飛んできたかも知れない。

なんかなぁ・・・客も客ならクルーもクルーだわ、と思いつつ羽田空港に少し遅延で到着。そのファミリーは私からはやや斜め後ろであったので、その間は気が気でなかったけど。

降りる前にシートベルト着用サインが消えてお客さんが立ち上がったとき、その両親から何らかの謝罪が有るかと思いきや何もなし。それどころか、列のすぐ私の後ろでそのやんちゃな子供がガンガン私を突き上げてくる。普通ならトラブルがあった人とは離れて降りるよなぁ。全くそういうのを意に介さない親だから、今更咎めても仕方あるまい。

そして降機時にもJALクルーからは「大丈夫ですか?」など何のフォロー、声がけすらもなかった。その意味で9月30日、那覇発羽田行きJAL904のクルーには甚だ不愉快な印象を持っております。「先程はお休み中でしたがお飲み物はいかがですか?」とかじゃないだろ?w

搭乗中は周りのお客さんも居るし「それぐらいでガタガタ言うんじゃねーよー!」とか言う余計な外野客もいるかと黙っていたのですが、降り際にクルーをと親を呼んで「ゆっくりお話」すればよかったか。もっと面倒な客でも良かったかと今になってみれば思いますw

以上、こういうことを書くと「子連れは飛行機乗るな、とでも言うんですか?」とか「親は楽しんじゃいけないんですか?」との反論が出るようですが。それに対する私の意見は「迷惑をかけるようなら飛行機に乗るべきでない」「親が楽しむ前にやることがあるはず」との答えになります。

子供が悪いのでは全くないのです、問題は親。今回、件の親もリゾート感ありあり、特別な冠婚葬祭とかならいざしらず。今回の親はスマホ見て、子供には静かにしろ、を言うだけで子供を飽きさせない努力はゼロ、そりゃグズるわ。 育児をちゃんとやっているとは思えない。そこを親としての責任を果たせないのに自分の権利だけを主張するのは甚だ勝手かと思います。まして「こっちは子供が居るんだから少しは労れ」は今回の件では全くのお門違いかと思う。

大学生になる私の息子は小さい時も機内でもおとなしくしていたけど、子供がやんちゃなのはそれで仕方のないこと、その子供の特性、そして子供のせいではない。そこで手がかかるのは仕方がない。他の家庭が楽しんでるのにうちだけ、と言ってもそういう子供なんだからそれはそれできちんと、まずはお子さんに向き合うべきかと思います。

普段の状況を踏まえて機内でも周囲に迷惑をかけないか?は親としてチェックすべきかと思うんです、暴れそうなら公の場に連れて行ける年になるまではマイカーでの旅行とかにすべきかと思います。ヒヤヒヤしながらのフライトも親としてもストレス多いかと思うし。

この日は他の席でも離着陸時にギャン泣きのお子様が多いフライトでしたが、子供がそれほど嫌がる旅行ならやめればいいのに、と思う。その辺り「子供ファースト」よりも「親ファースト」なファミリーには甚だ違和感を持つのです。

そういうファミリーは自家用車内でペットボトル1リットルでも2リットルでも何でも投げあってくださいな。