此処は再訪したい!丹念な仕込みのスープによく合う自家製麺、そして具材、よく計算されています@与那原「NAGISA」

ラーメンファンの方々の美味しかったという声多数につき訪問しました。全体のバランス良し、噂に違わぬ味わい。

2月中旬で、少し前の訪問です。与那原中心部からさらに東へ、知念高校の国道331号向かいの店です。バス37系統で行き38系統で帰ってきました。

カウンター6席、4名テーブルが2つ、2名テーブルが1つというレイアウト。明るい店内で若い大将が腕をふるいます。

麺はパンにも使われて外国産の粉に引けを取らぬほどタンパク量が多くもちもち感が出る小麦粉「春よ恋」をベースにした自家製麺というこだわり。

醤油ラーメンは鶏スープに魚介出汁を合わせ、香味油には宮崎産地鶏「地頭鶏(みやざきじとっこ)」の脂を使い、タレはブレンドした生醤油。また煮干しは軟骨ソーキで炊いたスープにいりこ、伊吹産煮干しを入れたスープだそう。

私は「特製煮干しらぁめん(全部のせ)950円」にしました。上記のような工程を経て丁寧に作られたスープ、それは一口飲むと深みのある味わい、ラーメンに詳しくない私でもわかりますwそして麺ともよくマッチしたスープ。

特製らーめんは具のチャーシューは3種、低温調理肩ロース、窯で吊るし焼きのもの、煮込んだバラ肉とすべて仕込みが異なります。香りや歯ごたえの違いを楽しめます、個人的には窯で吊るし焼きのタイプが燻した香りがもっとも感じられて好みでした。3種が独自の味わいを演出、それでいて麺、スープを邪魔しない、ここもよく研究されているかと思います。特製は他に具材で玉子、海苔2枚、青菜が入ります。

その窯で吊るし焼きされたチャーシュー使用ではないかと思うのですが「チャーシューご飯(250円)」もご飯に香る燻しチャーシューが美味しい。これで250円はオトクすぎます。

ラーメンはスープを飲み進めるうちに、煮干しの香りと塩が少し強いようにも感じましたが。やや荒ぶるタイプという印象、お若い方にはこの強さは好まれるかも。全体的な味のまとめ具合にもう少し「たおやかさ」が出てくると更に良いかと思います、おじさんとしてはw

しかしながらオープン早々で素晴らしい完成度、まだまだ勉強中ですよ、と仰る大将。これからますますの円熟味を見せてくれそう、今後大いに期待すべき店と思います。

店内には「季節の限定麺予告」として「甘エビ濃厚つけ麺」とありました、ものすごく気になります。こだわりの店主の方がお作りになるから期待は今から高まります、でもその前に「醤油」をいただかねば。サイドメニューでは鶏ごぼう飯も美味しいはず。

ナギサ

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