ついにオープン「アラコヤ」の3号店は独創的なおでんの店@那覇栄町「べべべ」

さすが、趣向を凝らして計算されたおでんメニュー。

この場所、ずっと「松葉ヴェルベット」の看板だけで何ができるのか?って気になっていた栄町フリークの皆さんも多かったのでは?夜はこんな風に作業していたり、はたまた他店舗のバックヤードになっていたりでしたが、ついに12/1オープンしました「ベベベ」です。場所は栄町場外、交番通り(GoogleMap)

栄町ブームの牽引役とも言える「新小屋 (アラコヤ)」が「トミヤランドリー」に続いてオープンのいわば3号店(「アラコヤ美浜店」を加えれば4店舗目となります)立ち飲み、カウンターのみ。8名で満員なぐらいのスペース、正式店名は「栄町ベベベ」らしい。

おしぼり、箸はカウンターの引き出しに。これもアラコヤ風。

こちらは「おでん」がテーマ。「アラコヤ」「トミヤランドリー」と肉系、油系なイメージでしたが、今回は和風で野菜なども多用したやさしいメニュー展開、当然「アラコヤ」の大将の仕切りですから趣向を凝らしたおでんメニューが並びます。

「モルツ生(500円)」にお店の特徴が出ていそうな「うなしの生豆腐(300円)」「海老団子(250円)」を。

続いて「ハチノス(400円)」をいただきました。

「うなしの生豆腐(300円)」はパッケージに「ウ」のマークの糸満の「宇那志豆腐店」の豆腐を使用、良いものを引っ張ってきますね。甘みの多い豆腐はマイルドな味を醸しています。関西風の出汁にもよく合います。更には卓上の「地からし」「辛味噌」もよくマッチ。海老団子はぷりぷり、ハチノスは「トミヤランドリー」ではお菓子のように揚げての提供でしたが、おでんとは珍しい。

さらに「マッシュルームとゴルゴンゾーラ(350円)」こちらは濃厚なチーズが引き立て役の洋風おでんな仕立て。〆で「鴨ねぎ(400円)」こんな素材もおでんになってしまうのですね。「なんでもおでんになりますから、自由度が高いんです」とはワンオペで奮闘の大将の弁。

チョット使い古したような、ギターで言うところの「レリック加工」を施したかのようなお品書きも粋です。

どの種もしっかり計算されたおでんメニューになっています。削り節もその場で削ってトッピングと演出も巧みな感じ。今後、また面白いメニューが追加されそうです。次回は、まずは店名にもある「ベベベ」なる牛タンのおでんを頂きたい。

奥は店の看板にもあった「松葉ヴェルベット」のスペース。実は本来は手前が「ヴェルベット」で立ち飲み、奥のスペースが「松葉」になる予定とか聞いていましたが、その名残の看板も。それにしてもこの店内の備品類のセンス、どなたのプロデュースなんでしょう、大正末期、昭和初期的モダンな。

「松葉」側はまだオープンしていませんが着席スペースになる予定だそうです。今回の「ベベベ」とはメニューを多少変える予定とも聞いておりますがどのようになりますか期待。

因みに「ベベベ」は「トミヤランドリー」同様に語呂が良いだけでそれ程の意味はないようですw

「あ(あ板:開いた)」が出ていたら「営業中」「お(お割り:終わり)」が出ていれば「閉店」とは洒落てる。

食べログで「店舗情報」の項目を頻繁にいじる方が居るのですが。 私が記載した「席数」の項目の「立ち飲み店です」の記載は削除されるほど不適切なのでしょうか?

この店は立ち飲み以外のなにものでない、奥の椅子のある部分は「松葉ヴェルベット」で別店舗です。正確な情報を削除、上書きされると実に腹立たしいですね。当然ながら「上書き」しました。

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