9/9で惜しまれつつ閉店します@那覇牧志「バンターハウス」

最後を惜しむ演者の方々、お客様でLIVEは連日大賑わい。

ほんの趣味なんですがベースギターを弾いております。アマチュアバンドを組んで出演させて頂くことがあるのですが、そんな時、こちら「バンターハウス」はとても利用しやすかったのです、でも9/9で閉店します。

ハコのサウンド的にも響かず、ある程度デッドで拡散もせず、といういわゆる「音鳴り」的に気持ち良いライブハウス。こちらのベースアンプ、昭和世代にはお懐かしい「TRACE ELLIOT」のキャビ、ヘッドは「BEHRINGER」というレアな組み合わせ。音圧があって私的には好きで使いやすかった。

都内などでは対バン(一緒に出てもらうバンド)を4~5組集めて、ライブハウスに交渉して出演するケースが多いのですが、結構まとまった金額が必要なんです。でも沖縄の場合は割とリーズナブルに出演できるのが良いところ。しかもブッキング(対バン探し)も協力いただけたりして、かなりサクサクとLIVEまで進みます(意外にあと1バンド出てくれないと、でLIVEが成立しないとかあるのです)

一方でライブハウス(「ハコ」)のお抱えバンド(「ハコバン」って言いますが)的なバンドが決まっているところも多く、そのバンドの伝手がないと、或いは常連客で何度か通わないと、出演までこぎつけない場合も多いのです。

その点、こちらはオーナーさんとのコミュニケーション次第で若い方のバンドとかでも出やすい環境。対バン探しも音楽傾向が被らないようにアテンドしていただいたり。

更には毎週木曜の「お試しLIVE」(チケットなど販売しなくてOK、バンドが支払うハコ代も無料。その代り出演者が一人一杯以上ドリンクオーダーという形式)が新規で組んだバンドやステージ度胸付けたい方にとても好評。更にはバンドマン同士で成果を確認したり、次のLIVEの対バン探せたりなどのコミュニケーションも取れるということで特に若い方々に人気でした。

ステージから撮影するとこんな感じ。

先日、私も最近新しく組んだバンドで、この「お試しLIVE」出させて頂きました。「お試しLIVE」は3曲限定です、でも短時間ながら各バンドのサウンドチェックもしっかり。この辺の音に対するこだわりはオーナー兼SEの友利さん、抜かりなく。ベースの音を聞いて、スラップが多いとさり気なくコンプ掛けてくれたりとか、ベース弾きには嬉しい心遣いなんです\(-o-)/

人情味のある方で、昨年ですがあるライブハウスで前々日ぐらいに別のバンド(大口の飲み会LIVE)をブッキングされて「そちらは出演は夜10時からでお願いします」なんて馬鹿げた依頼が来て、お子様が小さいバンドのメンバーがブチ切れてキャンセルしたことがありまして、その時点ではせっかく練習したのにLIVEができなくなるところをスケジュール開けて頂きLIVEやらせてもらったこともありました。たいへん感謝しております。

几帳面にサイトのライブ情報更新されるしキチンとした(と、いう言い方はヘンですが、ブッキング交渉途中でバックレるハコとか「お値段以上」ならぬ「あたりまえ以下」のヒドイところもあったので)ライブハウス。

この日も若い方々、特にストリートミュージシャン的な弾き語り系が多かったようで、そういうバンド形式にとって、或いは売り出し中のバンドにはとてもフレンドリーなハコだったのだな、と改めて実感。

今、人気上昇中の紀田ミズキさんも出演。

この日はお店の閉店が近いということで出演者が殺到していました、テッペン廻る頃までLIVE。皆さん地味ながら、実はテク的にスゴい方なんて言うのが結構いらしたり、サラッとプロの方が別のバンドで出演したり、或いはお客さんに紛れていたりするのも沖縄のLIVEの醍醐味。他にもインディーズofインディーズ的なバンドも出演。ギターがスゴいテクと迫力の「死んだらデスメタル♪本当にデスメタル♫」という歌詞がアタマから離れないww

バンドや音楽だけでなくお笑いLIVEや演劇LIVE、映像鑑賞会など幅広いユーザーが利用できたこともこちらの魅力でした。こういうハコが無くなってしまうことはとても残念。那覇にライブハウスはたくさんありますが、この距離感の近さ、サウンドにかける情熱、企画性などは唯一無二の存在であったとも思います。今後、経営者が変わってもライブハウスでは存続するようですが、こういうフレンドリーなハコなら嬉しい。

Tシャツも完売したそうで、最後、譲渡前にアクシデント、エアコンが1台壊れたのでカンパを募っております。

オーナー友利さんには、沖縄で音楽活動をするに当たりいろいろお世話になりました。またハコのオーナさんとは違う形でLIVEの運営など沖縄の音楽業界に携わっていただきたい気もします、ともあれ、まずはお疲れ様でした。