20種のネタを90分食べホで。
以前「スシ王子」なるテレビドラマがありまして、舞台は宮古島「ティダ寿司」から・・・平良とみさん演じた「武留守リリー(ぶるす リリー)」を師と仰ぎ「カンヌンキギダキ(神様から頂いた分だけ)」の精神を守る寿司職人「米寿司(まいず つかさ)」という役どころを堂本光一(KinKi Kids)が演じ、なかなか沖縄テイストを味わえるドラマでした。
その劇中に「無敵艦隊軍艦巻き」「真空千手握り」「暗流群狼握り」なる数々の秘技が出てくるのですが「電光石火稲妻握り」というのがありまして、今回の「魚寿司 久茂地本店」の食べホ企画、まさにそれを彷彿させるような早業で次々と握られていきます。多くのネタを前にして「お前なんか、握ってやる!」という決め台詞も脳裏をかすめるww
なんでもこのキャンペーン中、多い日は一日に800貫握ったとか、で恒例の「お味くじ」・・・小市民には小吉。
まずは「甘エビの唐揚げ」いやいや「食べホ」でサイドメニューはこれ以上はご法度ということで、これより90分。まずは枝豆とこの5つのネタ(これは二人前)は提供されます。
あとは好きなネタを一オーダーに付き5貫ずつ注文できます。私は初回の5ネタとダブっても良いからとこのメニューの右上から5貫ずつオーダー。
第一ターンは巻物の「ネギトロ」「漬けマグロ」に「鯵」「帆立」「えんがわ」で。
第二ターンは「海老」「飲める天然鮭」「白身トリュフ」「炙り海老アメリケーヌ掛け」「マグロロッシーニ」です。「◯◯+オシャレアレンジ系メニュー名」のものは基本ネタにソースがチョコリと載ってます。
第三ターンは「〆鯖焼き稲荷」に、奥でピンがボケてますが「生エビフライ軍艦」をエビフライでなく生で、そして「海のフォアグラ軍艦」「鯵なめろう軍艦」「県産マグロ赤身」
ラスト第四ターン目は「中トロ」「玉子」「いくら」「〆鯖」「白身魚」以上で20個一回り(実際は最初の5個があるから実食数は25貫)
ガンガンオーダーも入れず、だらだらトークしつつでしたのでこの時点で1時間ほど経過。残りの30分はアンコールタイム。1人3貫までの中トロを残り分2貫に「生エビフライ軍艦」、それから美味しかった「〆鯖焼き稲荷」「飲める天然鮭」などを中心にラストは鯖などオーソドックスなネタで終了。
結局、総計40貫で満腹&タイムアップでした。最高記録は60貫だそうです。全般的な印象ですがネタの数は20貫と東京などの食べホに比べ限定的ですが、シャリが無駄にデカいとか、お通しでポテトなどお安い炭水化物系が出てきて、それ食べきってから出ないと食べホに入れないようなこともなく、たいへん良心的です。スタッフの対応も実に丁寧だし。で、レシートの長さが・・・でも、右の一桁の数字はすべて¥0(笑)
食べホにビール、泡盛一杯ずつで二人で合計7.710円(税込)でした。1人4.000円としても、この「福」コースが約2.000円/10貫ですから4.000円だと20貫換算、というコトでかなりおトクだった。
帰り際、ふとカウンター見たらディスプレイに一貫だけ肉寿司・・・なんと姉妹店「久茂地 肉寿司」でも11月一杯で(月)(火)食べホ開催中ですと!「お前なんか、握ってやる!」・・・がもう一度脳裏をかすめたww
この「握り寿司、食べホキャンペーン」は「魚寿司 久茂地本店」のみです。他の「魚寿司」では実施していませんのでご注意ください。