昨年、10月より、新しいコンデジで撮っています。

自分はキャノンのPowerShot-S120というのを使っていましてコンデジはずっと今まで、このPowerShot-S◯◯シリーズでした。

周囲のグルメブロガーさんの画像がキレイに、そして技術的に巧くなっていく行くこと日進月歩な昨今。昔は俯瞰的な画像を説明的に撮影していれば良かったのですが最近は皆様の構図など研究し、私もボケ足を追求すべく、先日より、EOSMというミラーレスカメラを持ち歩くようになりました。

ところが、これがチャンスにかなり弱い・・・・まずは起動が遅い、冷める前にサクッと撮るには遅い。そして、レンズの出っ張りが邪魔、特に立ち呑みのカウンターでの存在感は隣の方を圧倒します。という訳でバッグから出したり引っ込めたり、その都度レンズキャップ外して付けてが面倒。ということで、EOSMは旅行用に温存となりました。今までの一眼レフのキャノンレンズも使えるし、コレはコレで使えるカメラではあります。

しかしながら、S120のセンサーの小ささは如何ともし難いものがありボケ足を楽しむにはセンサーの大きいものが欲しいしと悩んでおりました。と、同時期にPowerShot-S120の操作ダイヤルが、故障というほどではないのですが硬くなってきた。

そこで先日、アキバで実機をいろいろ見て検討しソフマップにてポイント使い果たし購入したのがキャノン-PowerShot G1 X Mark Ⅱ

センサーサイズで言えばPowerShot-S120の面積比で4倍、マイクロフォーサーズよりも大きい233.75m㎡とAPS-Cサイズに迫るぐらい。コレだと、ボケ足も期待できるし、大きさ的に何とかカウンターにも置けるしｗでもやはりレンズの張り出しはデカいかｗ

最後までPowerShot G7 Xという現行PowerShot-S120と大きさ的にさほど変わらない機種も考えましたが、デカいセンサーサイズとレンズ収納式の限界を感じ、更には将来ビューファインダーが装着できるのが決め手に。

暗めのお店でのパスタ撮影、どちらも同じ設定シャッター速度：0.3、絞り数値は3.2で撮ってみました。RAWで色調補正などする前の撮って出し。こちらは、従前のCanon PowerShot S120

こちらは、購入したG1X

パスタの周囲のボケ足が多少感じられるかも知れませんが。

しかしながら、接写に難あり、意外に寄れないのです。上記のようなワンプレートものはイイのですが、寿司とかの接写に難あり。そしてもう一つ買ってから気がついたのは重さ。重さが約553gとPowerShot-S120の約217gに比べて2倍以上。メニューを片手で開いて撮影するのに片手でカメラ持つのが非常にキツイｗ

そこで、接写に関してはケンコーの接写用クローズアップレンズ（MC Close-Up No.3）を、ホールド性に関しては別売のグリップ(カスタムグリップ GR-DC1A)を購入し装着しました。上2つ、左がフィルターアダプター FA-DC58E、右がケンコーの接写用クローズアップレンズ（MC Close-Up No.3）

グリップのお陰で多少はホールド性は良くなりました。これが、通常のグリップ

これがカスタムグリップ GR-DC1A、モッコリ具合が違います。

もう一つの接写に弱い点。例えば単3形電池、レンズ非装着のワイド端で接写はこれが限界。

接写用クローズアップレンズ装着のワイド端でこの程度大きくはなります。

更に大きく写すには、テレ端にすれば、これぐらいになるものの合焦する距離が被写体から遠くなるので手ブレの心配もありますし、それを防ぐために感度を高くすると画質が今ひとつの感じ。

このカメラはアダプター（フィルターアダプター FA-DC58E）を装着してから、その外側に、フィルター系を装着します。同じようにクローズアップレンズもレンズシャッターの外側に装着。中国製とあるリングの部分がアダプター

いちいちレンズ装着も結構面倒ですがね。

シャッターの外側にレンズというのでレンズキャップも一応買いました。レンズキャップが面倒な点では、EOSMと同じことになってますｗ

まぁ、重さや操作性はこれから慣れていくつもりです、PowerShot-S120は暫く比較し、そのうち下取りでドナドナ予定。

ともかく、今後はますます綺麗に撮るように心掛けたいもの。左からEOSM、G1X、PowerShot S120。G1Xが立ち呑みのカウンターで飲みながら置いて邪魔にならないギリギリではないかと思います。