国内線各社で規定は異なりますがJALの制限内容が空港のカウンターに掲示されていました。
先日、ある空港で機内に預ける荷持をX線検査した際にリチウム電池は手荷物で、と言われました。この制限、JALのサイトのザックリしたものとJALカーゴの詳細過ぎる「リチウムイオンまたはリチウムポリマーのセル及び組電池の取り扱い一覧表」を見てもよくわからなかったのですが、空港に簡潔でわかりやすく、しかも割りと細かく告知がされていました。
基本は「内蔵タイプは機内預けOK」「予備電池は機内預けNGで手荷物」であう。でも手荷物でも個数制限などがある様子。
定格量とかリチウム含有量とかよくわからないですね。第一Whなんて見たこと無いし、概ねmAh表示。私の持つ一番デカイのが、この「Anker M3」これは13.000mAhデカイし重い。
mAhをAhへ変換するには1,000で割るようです。更にWhの出し方は・・・ワット時定格量(Wh)= 定格定量(mAh) ÷ 1,000 × 定格電圧(V)で私のものは13.000÷1.000✕5=65・・・ということでWhは65で個数制限なく手荷物では持ち込めます。
「リチウム含有量計算式」で調べても航空会社の記載は見当たらず。日本郵便のサイトにようやく・・・「リチウム含有量(g)は、定格容量(Ah)×0.3(g/Ah)で算出することができますが、通常、リチウム金属電池本体には表示されていませんので、リチウム金属電池の製造業者にご確認ください」と書いています。一応計算すると「Anker M3」は13.000mAh=13Ahで13✕0.3=3.9と言うことでリチウム含有量は3.9。この計算だと「2」以上、これって持ち込み禁止なのかしら?しかも、ここまで自分で調べないといけないのが現状の様子。
いずれにしても現状では告知が不十分だし、空港に行ってから機内預け、手荷物もNGとなる前に各航空会社はキチンと計算方法含め告知して欲しいものです。「禁止」にしておいて詳細は別途定める、としながら詳細が不明で現地裁量で判断・・・ではありますまい。