通称「いぶたま」という特急列車
浦島太郎が竜宮城へ旅立ったという岬にある龍宮神社が
沿線にあり、それに因んだ特急列車です
鹿児島から指宿まで往復特急でも3000円
企画切符で行ってきました。片道は45分ぐらい
入線から「たまて箱」風の煙の演出が・・
車内は海側は一人がけで海に向かって座り、山側は家族やカップル向けなど
更にお子様向けの座席もあったりでシートの種類も豊富で飽きが来ない。
車内には売店も「車体カラーを模したプリン、400円を戴きました。
私は「いぶたま」に擬えて「燻した」「たまご」の販売を提案してきましたが(笑)
「たまて箱」のメッセージボックスも・・・ホント、芸が細かいw
他に本当の玉手箱も車内のどこかに鎮座していますが
コレはシークレットみたいなので乗ってからのお楽しみですな。
外装は海側と山側でカラーリングが異なります。
キハ47-8060とキハ47-9079の2連。微妙に高さも違うww
これはJR九州のデザインでお馴染みの水戸岡デザイン。
九州で圧倒的なインパクトを誇る水戸岡デザイン
外装は原色使いでシンプルながらも車両番号までも巧みにデザイニング。
また内装デザインは外装の強烈な押し出しとは打って変わって
木目や布地を巧く溶けこませてた柔和な自然感が特徴。
鋼鉄の無機質な感覚と有機的な安らぎとの融合が巧みです
因みに内装の木目部分、普通なら金属に印刷ですが
こちらは実際に木を貼ってます。
ランプ周りにもロゴを入れるなどもきめ細かい
このクハ816のフロント部分も同じような細工が。
またゴミ箱などにも、細かいこだわりがありますね。
他には有名なソニックやこの787系、「白いかもめ」の885系
JRバスも水戸岡氏がデザインに関係しています。
私には787がダースベーダー、885がストームトゥルーパーに見えるんですがw
この「いぶたま」天気が良ければ海側には桜島を背景に海原を楽しめます。
次回は往路か復路どちらかをゆっくりと鈍行もいいかもしれません。
快速「なのはな」も走っていますが、特急とさほど所要時間は変わりません。
指宿に入る時と帰りも市役所の方が沿線で旗を振ってくれていました。
町おこしの一貫とはいえ貴重な昼休み時間を、大変なご苦労と思います
実は私はかつてJR九州の特急は全て全線乗車したのですが
その後「A列車で行こう」「海幸山幸」などが運行しているので
そのうちにこれらも乗ろうと思っています。
年内デビュー九州内を巡る豪華寝台列車『ななつ星in九州』も彼の作品
これは最低でも40万近いので乗るのは無理そうですがww
JR九州「いぶたま」紹介サイト