栄町に関西風天ぷら。ニューカマーながら研究、工夫されたメニューの数々が素晴らしい!@那覇栄町「関西風あぎむん・天ぷら いっちゃん」

ぜひカウンター席でア・ラ・カルトを!此処はゼッタイに再訪します。

栄町、交番通り安里駅そばの「ラ・ポールビル」此処はガールズバービルというイメージでしたが、2階に12月初旬、関西風天ぷらの店がオープンしました(GoogleMap)

早くも飲食店業界の方々の評判が良いようでお邪魔しました。店内は座敷が広く、カウンターは4席。やはり一品で揚げて頂くならカウンターでしょう、ということでカウンター。

お通しはこの日は煮物、300円ですがなかなか手の込んだお通し。意外にお通しでお店の評価って決まりますので、その点では期待できます。

メニューは此方。

「のどごし生ジョッキ(450円)」にまず「海老(250円)」はホワイトえびだそうでブリっとした食感が楽しめる海老です、車までは行かずともこの豪快な食感は気に入りました。いずれは車海老を入れていきたいとのこと。

続いて「いか(250円)」はセイイカ、モッチリした食感、中心部には火をあまり入れずに柔らかな食感を楽しむように厚切りだそうです。もう少し薄切りのほうが個人的には歯ごたえとか味わいやすいような気もします。

続いて「穴子(400円)」これは穴子独特の天然の香りがうまく天ぷらの香ばしさとマリアージュ。更に尾っぽの部分は濃い目のタレで頂くという手の込みよう。穴子は特にお薦めと感じましたね。

ここで野菜に・・・「あぎむん」というだけあって、特に野菜は沖縄産になるべくこだわりたいとのことでしたので「宮古ぜんまい(150円)」を。

ぜんまいの食感を活かす薄い衣、良いですね。天ぷら油も関西風ということで菜種油と米油のブレンドだそう、素材の香りが引き立ちます。そして「ヤングコーン(150円)」

これは某イタリアンシェフのアドバイスだそうですが、ヒゲを丸ごと巻き込んで少量の衣で揚げてあります。これもヤングコーンの若々しい香りと天ぷらの香りが良く合います。

そして「丸十」薩摩藩の家紋から丸十と言えばサツマイモ、これは甘さ抜群、塩もタレもいらないですね、〆のスィートでも行けそうな感じ。そして野菜でのお薦めはきのこ類だそうで、その中から「しいたけ150円)」を。

これは傘の下部分にある旨味を外に逃さないように下部に衣、上部は水分が多いので包丁を入れ、そこには衣をつけずに揚げて水分を若干飛ばすということでこの揚げ方だそうです。「玉葱(150円)」で野菜は終了。

此処で既に十分満腹でしたが、最初から気になっていた「かきあげ天丼(700円)で〆ました。これは〆感を出すために敢えて濃口の鶏出汁のタレ、これがかき揚げやご飯に絡んでとても美味しい。

汁物は沖縄の郷土料理、かつお節スープ「かちゅー湯」的ですが昆布出汁が加わって風味倍増。「天丼に少しかけても、美味しいですよ!」とのことで試してみましたら、ちょうど名古屋の「櫃まぶし」の〆的な味わい、濃いめの天丼のタレともよくマッチ。この辺も実に良く計算されていると思います。

素材をいかに美味しく揚げるか?という努力が随所に見られるメニューの数々、以上で3.800円、私の場合は食べ過ぎの感がありますがw普通に食事ですと3.000円程度で巧く収まるかと思います。

沖縄での食事と見れば(特に「沖縄天ぷら」という別ジャンルがあるために天ぷら、と聞くだけでお安いと思う方が多いのも事実)若干高いかもしれませんが、これほどの関西風天ぷらが沖縄で頂けるとすればリーズナブル、とてもコスパが高いと思いますね。

店主の方も気さくながら、手際も良いし、研究熱心、料理の話をする時は目が輝いています。この努力も加味して評価高めですw座敷のお客さまのためのコース料理もあるそうです。此処は今後の発展が大いに期待できる店だと思います。

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