お客様は何様?

ヒドイ店・・・ネタがネタだけに、名前は書かない、写真もないw

よくブロガー仲間には言われます。ヒドい店は敢えて書かないほうが良いとか、逆にもっと毒気をはらんだ方がブログも面白いという方も居られます。いろいろな意見を頂きますがヒドすぎるから今回は書きます。でも店名は書きません。店名書かず、また聞かれても逸らかすなら書いても良いのでは、と最近は思います。「へぇ、こんな店も世の中にはあるもんだ」と分かって貰えるだけでもイイ。

今回はこれまた、ヒドい店に出会ったもんです。東京のとある繁華街、今時、仁侠映画のロケですか?みたいなスーツに金のネックレスのオジサンが歩いていたり、タクシー降りるのに支払いに戸惑ってると後ろから白くてデカい外車がホーンを鳴らし続けるような、私には猥雑な印象の街での一コマ。その中の大衆居酒屋の有名店に沖縄美人のお二人を連れ立って行ったわけです。皆、最近沖縄でも増えた大衆居酒屋の、その本場東京の有名店に行けると楽しみにしていた店。ところが、客あしらいがヒドい・・・

騒々しい店なのですが、まず最初のオーダーからして「え?何?」とかタメ口。まぁこれぐらいはイイ、よくある話。続いて頼んだ小鉢は黙って差し出す。この辺ぐらいまでも別に気にしなかったのですが。その後、隣のグループが飲み干して座敷の脇に置いたビールジョッキに「そこに置くんじゃねぇよ~!」という声。見ればスタッフがキレてる。幸いというか、そのグループはハナシに夢中で気付かなかったが、我々にはハッキリ聞こえた。そのグループもなかなか空いたジョッキを下げないから座敷脇においただけ、スタッフが片付けるのが遅いからだろう、とも言いたいが。

一部始終を見ていた沖縄の友人、一人は「おおっ、キレたしぃ\(-o-)/」と目を丸くしていた、もう一人は嫌なものを見たと言わんばかりに・・・。取り分ける小皿を頼もうにも頼めない怖い雰囲気でトーンダウン・・・そんなわけで追加注文することもなくアッサリ撤収。何かお連れしたお二人には東京の居酒屋ご紹介が裏目に出て申し訳なかった。もっとも、このDisるネタでその後夜中2時まで飲めたけど(笑)

この店、実は何度か訪問していますが昔はこんなことなかったのですが、このスタッフだけかも知れないけど、店名は立派だけど雰囲気は元から全体的には東京にありがちなドライな「聞けば答えるけど・・・」接客の店(これは温かみのある沖縄の接客に慣れてきたから思うのかもしれないけど)そりゃ、多少荒っぽい大衆居酒屋らしい雰囲気はわかるが、客にキレるのは違うと思う、いやゼッタイに違う。こういうのを「無頼」というならハナシは別だけど「失礼」以外のなにものでもない。飲食は客に夢は売っても喧嘩売っちゃNG。これなら喧嘩売ってこない分タッチパネルのほうがましだわw

沖縄を始め、各地の地域密着型の店なら噂になって即潰れるはず。概ね接客はフレンドリーな沖縄でも、もちろん感じの悪い店、機嫌悪そうな接客の店はあるにはある。他に私も出張、旅行で日本中全県で食事をしたことがありますが、スタッフの方から客に聞こえよがしに攻撃的にキレて来る店も珍しい。「お客様は神様です」と居丈高に言う気はないけど、これで今回訪問の3人は確実にリピートはしないはず。それよりも全国から訪問する一見さんだけで大繁盛してしまう東京のマーケットのデカさを改めて認識。今日も食べログで見たら大絶賛の嵐。コレには呆れるやら、こんなのでやっていけるのだと、むしろ感心するやらw最近、沖縄にも東京らしい「大衆居酒屋」が増えてきたけれど、こういう部分は「らしさ」ではないので継承しなくてイイです、ゼッタイに。

あと「支店が本店を潰す」ってよく言うけど、あながち、これ、間違ってはいないと実感しましたね。前線の補給が滞るところから瓦解するがごとく、目が行き届かないところから崩壊は始まると言ったところでしょうか。

お客様は何様?」への2件のフィードバック

  1. すごいですねー。色々なお店あるもんですね。勉強になります。東京のカフェ系に何軒かおじゃましましたが、どこも接客が素晴らしかっただけに、気になりコメしました。

    • 東京は丁寧すぎて、むしろ慇懃無礼っぽいところもありますけどwでも、此処はヒドい対応の店でしたよ。
      お連れした女性客の方と一緒でなければ文句言ったかもw

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