背徳の介護日記-03

やれやれ・・・です。

さてこれから入所先探しです、と前回記したところで、今も入居先をいろいろ内見しております。でも母の要望に沿うところは「高い」そして入居者待ちが「30名」とか、気が遠くなりますわ。

かつて20年・30年前、母は「私なんか何処でも安いところへ入れちゃって、アナタは自由にやりなさい!」と確かに申しました。

今は「あそこは津波が来るからイヤだ」「食事がまずそうだからイヤだ」「24時間看護でないからイヤだ」果ては施設の住所聞いて「あそこは昔から良くない土地だから」とか・・・ホント面倒くさい。

介護して、或いは周囲の同級生などを見てもわかることですが。人は加齢とともに美徳な部分は増長されず、悪い部分だけが増長する、これが私の経験上知り得たことですわ。

ということで、以前にも増して、母のプライドの高さと毒吐きは加速度を増しております。

最近病院でリハビリが始まったそうで、それも「めんどくさい。そんなことしなくても歩けるのに」とか申していますが、でも実際はすぐ転倒。

こういうイベントが起きると頭が混乱してしまい床から起き上がる気力もなくなり、そのまま転がって過ごし結果、水分も不足してますます意味不明な状態に・・・これは24時間誰かがいてもらうところでないとちょっと難しい、というのが周囲の見解。

マンションに居ると思っているのか「アナタは上の階に居るのになんであんまり来ないの?」とか。

トイレも女性のプライドからでしょう、息子に世話をさせたくないらしくオムツにしたままの状態で下手をすると週二回の訪問介護のスタッフが来るまで替えてないんじゃ?みたいな。というわけで部屋も臭いし。

この意味不明トーク&悪臭で母の部屋には近寄りがたく。もう自活は無理なのは自明の理なのですが「マンション、帰りたい」と、もっともわからなくはないけど。

ただ、それは訪問介護のスタッフを傅かせて、いろいろ指示したい、好きなものを食べたい、それに尽きるのです。

「病室になぜ訪問介護の◯◯さんは来ないの?なぜ呼んじゃいけないの?」とお友達感覚で捉えている。向こうも仕事だということが理解できていない。ある意味風俗嬢に入れ込んで恋人気分になっちゃうヒトと似たような感覚なんでしょうかw

入浴・掃除の基本サービスから自費で時間延長して世間話をしたり買い物を頼んだり、それが自由にできないのが嫌で仕方ないらしく。

これとてもどこかに入居したとしても、もうその訪問介護のスタッフは来ないし、このあたりの世の中の仕組みが全くわかっていないのです。いくら説明しても理解できない「訪問介護の◯◯さんに連絡して!来てもらって!」の繰り返し。

ただ、病室は相部屋なので「あの方は誰も面会に来ないのよ!」とか。逆に「お宅は毎日のように息子さんがいらして・・・」など言われて優越感もあるようで、狭い社会ながらマウント合戦みたいのあるのねぇ、と。

あと、食事がまずい、味が薄い(病院だから当たり前)アスターの餃子、チャーハン食べたい、と。そして早く食べ終わってもなかなか部屋に戻してくれずにほったらかし、と文句ばかり。もっとも看護師さんのお話では残さず完食しているらしき(笑)

昨晩、息子と飲んだのですが。自分は息子にこういう心配は掛けたくないな、とつくづく思ったわけで。でも母も昔と言動が違ってきたし、私とてその歳になると昔言ったことを忘れてやってしまうんだろうな、と今から恐怖です。と思ったら息子が「(私は)そこまで長生きしねんじゃね?」と(笑)

と、言うわけで。今日も「意味不明トーク」を聞いてまいります(嘆)