タイプの異なる2つの船に乗るツアー
沖縄で冬の洋上イベントといえばホエールウォッチングとなるのでしょうが、北海道ではこの時期はオホーツクの流氷シーズン。
3月初旬、参加したのはクラブツーリズムの『1名1室同旅行代金 ガリンコ号・おーろら!流氷砕氷船ダブル乗船!1泊2日でオホーツクの流氷をめぐる2日間』というもの。一泊二日で2タイプの砕氷船に乗って、しかも観光もしてというなかなかの弾丸ツアーでしたw
朝は9時過ぎの集合でオホーツク紋別空港へ。ANAのチケットがマイルが付くタイプだったので得した気分。旅行代理店でもらったチケットを持ってカウンターでマイル付与してもらったので搭乗券ではグループが3から2へワンランクアップしています)
そしてオホーツク紋別空港・・・一階にカフェのみ、みたいな小さな空港。
メインはお船ですが、観光もついていまして「氷海展望塔オホーツクタワー」へ。ホッケってこういう魚なのね。
と思ったらランチの炉端焼きで出てきた(笑)
おにぎりから海鮮丼にアップしたのですが、差額600円とは思えぬほどの充実ぶりでしたわ。
観光名所らしい蟹の爪オブジェを見学して・・・・。
そして一日目の砕氷船は紋別港から「ガリンコ号」に。此方はドリルで氷を削って推進するタイプ。
この日は氷が多すぎて湾外に出ると氷に閉じ込められる可能性もあり、ということで湾内を周回、湾内も氷だらけ。
翌日は嵐が出演するCMの舞台にもなった能取岬へ。
2日目ともなるとバスもそれなりに汚れて「歴戦の勇士」感w
二日目は網走港から「おーろら号」に乗船。此方は南極観測船のように自重で氷を割って推進するタイプ。この日の網走は天気は良かったのですが生憎氷は少なめ。
でも(突撃して勝てそうなw)氷塊を見つけては体当たりのデモンストレーションを見せてくれました。動画はX(Twitter)に。
船が進路を変更するとデッキは物凄い飛沫と風に。小林多喜二の蟹工船か?ナショジオのベーリング海遠洋漁業シリーズか?みたいな。
船内に避難しましたら売店では流氷ビール売ってました。このいかにも流氷っぽライトブルーのカラーリングはクチナシ香料だそう。
なんでも紋別・網走両方の砕氷船を周囲を氷に囲まれつつ砕いて進むという観光写真のような完璧な形で見る事は殆どないとのこと。まぁガリンコ号だけでもいい感じで見れたので自分としては満足です。
そして年々流れてくる流氷は減っているそうな。将来的には北海道には流れてこなくなるのでは?との予測もあるそうで。
帰りはオホーツク海に一番近い駅という観光名所JR釧網本線「北浜駅」を観光。一日に10本程度しか運行しない列車が偶々来ました。
女満別空港から羽田へ、最後にサッポロクラシックで。
帰りのJAL、こちらはチケットに名前の記載なし、つまりマイルは付与されませんでした(代理店の方によるとツアーではJALよりANAのほうがマイルが付くことが多いのだそう)
サンゴ礁と流氷が同時に見れる国として日本は稀有な国だそう(沖縄に住んでしまうと日々の生活に埋没してサンゴ礁とかちゃんと見てない、そもそも海に行かなくなったけどw)
強行軍でしたがコンパクトにまとまったツアーでした。自分で手配するよりも費用の面でもお安いし、雪道でのレンタカーの運転も不安だし(バスなら食べて飲んで寝てればいいしw)ということでツアーで大正解。
来年もこのツアーは参加しようかと思っております。