見たくもないパフォーマンス付き2.000円の洋食屋

あの豪快なフランベの炎はスタッフの火花が着火剤なんでしょうか?w

と、いう訳で今日の「トンデモ店」 店名は書かない、画像もない(シリーズ化しようか?w)

私は「食べログ」ではメニュー中心のレビューとして、所謂万人向け、なるべく自己中心的な意見は避けてのレビューを心がけ、このブログではもう少し突っ込んだ接客、ホスピタリティ込みの感想など、私的な雑感までを含めて書いています。
料理の方は、味は食べるヒトで、或いは同じヒトが食べても当日の体調などで感想は千差万別ですから「◯◯肉カレー」なのに肉片一個とかのいかにも見た目にヒドい時のみ。しかしながら、接客面など雰囲気は誰の目にも明らかなものですからね。その点で、あまりにひどい店は店名は書かずに起こった事柄のみ記載します。こんな店もあるんだ、こんなこともあるんだ!ぐらいで読んで戴ければ幸いです。

とある繁華街の昭和の老舗っぽい雰囲気の洋食店です。何でも先代が軍隊の炊事兵であった経験から始めた洋食屋らしい。カウンターのみ、目の前でフランベの炎が豪快に上がります。私はある洋食メニューを注文。察するにどうやらホールのオバちゃん仕切り、オピニオンリーダーの様子。旦那さんがシェフなんでしょうか、もう一人若輩クンの三名体制です。メニュー見たら驚いた、定食屋か食堂か?と見まごうファサードとは乖離したハンバーグ定食系など全て2.000円前後のお値段。「きたなシュラン」というやつか・・・。

周囲のお客さんが全て食べ終わり退店、カウンターには私一人になった。ところが徐々に不穏な空気が漂い始めた(なぜか、私一人の時にこういう「不穏な」ケースをよく体験するのですが、私は「空気」か?w)

オバちゃん「キャベツ足りてんの?切っといてよ!」
シェフ「嫌だよ、俺はやらないよ!」
オバちゃん「何言ってんだよ、じゃ~誰がキャベツ用意すんだよ!」
若輩クン「じゃあ、分かりました、僕がやりますよ」
オバちゃん「イイんだよアンタは、やらせるからさぁ~」

あのさぁ~、アンタら小学校の給食当番かよっ!って感じw客の前でそんなこと言ってんじゃないよ(怒)全く客のことなど考えても居ない(私は「空気」か?w)・・・しかも、支払った後、振り返るや深々と頭を下げるオバちゃんの姿、このギャップが、切り替えがコワい。

味は・・・というと、よく覚えていません。ただお肉の肉質がこの店内の関係を物語るかのような「バサッ」と「乾いた」ものであったことは記憶に残っております。ニンニク味のソースも味にコクがない、特筆すべき感想はなし。まさに「無味乾燥」ならぬ「無味感想」です。 ランチ的なこのメニューで2.000円という結構なお値段、この2.000円には「あの」パフォーマンス見物料も込みだとすればパフォーマンス抜きで800円にしてください。

後から食べログのレビューを150件ほどをサラッとチェック。食べログは素人目線ですから玉石混交、しかしながら100件も読めばその店のアウトラインぐらいは見えてきます。主なレビューは「昭和の名店」>「美味い、絶品」>「でも高過ぎ」>「CP悪し」>「味がない」などの中に1件「言い合いを始めた」というレビューを発見。やはりね~、アレは定番なんだwその他、いろいろ情報を集めてみたら、どうやら、スタッフの入れ替えも激しく、先代から継ぐときにモメたようでもあります。もっとも、客の前で言い争いはプロ意識はなし・・・コレはもはや言い訳は通用しないと思う。実に残念な店です。再訪は無い!