外人住宅改装の出雲蕎麦＠港川「松平」

沖縄で蕎麦、しかも出雲蕎麦と聞けば江戸っ子としては気になりますね。

港川の外人住宅跡を改装した「松平」出雲松江藩の第7代藩主であり「不昧」として茶道でも有名な松平治郷公が店名の由来というほど、出雲への思いが深い店。驚いたことに女性お一人で切り盛りされています。蕎麦粉のこだわりも・・・。

店内は外観とは裏腹な現代和風的なシンプルな感じ、このギャップがイイですね、大人数対応の座敷もあります。全て埋まると20数名、このキャパ、男性でも一人では回しきれないはず。しかもこだわりの蕎麦にサイドメニューも揃え・・・真摯な姿勢には頭が下がります。

鴨油が好きな私は「鴨割子そば」の4段にプラス1段。割子追加は1段300円ですが、最初のオーダーからプラスすると1段250円だそうです。

蕎麦は蕎麦粉の香りも漂い、歯応えもあって美味しい。汁は結構辛めというか濃く感じました。醤油の辛さは好きなタイプですが、個人的にはコクがありすぎたかも。でもドロっと濃厚な蕎麦湯とはよくマッチしていたように思います。このコクの有り過ぎ感は今回、油の出た鴨だからかも知れませんので、次回は普通の割子と温かい蕎麦を頂いてみたいですね。