「肉山」初登頂!@那覇安里「肉山 那覇」

今回はご馳走になったのですが、自分で支払ってもコース5.000円なら納得。

場所は国際通りのさいおんスクエアの向かいを少し入った場所、国際通りの喧騒も少なく落ち着いたエリアのビルの2階です(GoogleMap)入口は「隠れ家的」なファサード。今回は知り合いのT女史のおごりというので喜んで参加です(笑)店内はソファでゆったり。

食事のメニューはコースのみ今回、ご馳走になったのは「飲放題付きコース(10.000円)」まずはこの日集まった方々でビールで乾杯(この「肉グラス」欲しいw)

お通し(キムチは本来はオプションみたいです)に調味料は「ヤンニョムジャン 柚子胡椒 肉山オリジナル粒マスタード」提供されたメニューは以下の通り。

牛肉は、この日は熊本赤牛、いわて短角和牛がメインでした。以下の画像は一皿で概ね2~2.5人分です。

1.「80分仕込みの山原豚ロースト」
早速の沖縄オリジナルメニュー的な肉、脂の塩梅も程よく。

2.「熊本赤牛イチボ」
イチボは牛のお尻の先の肉です。ランプと言うおしり上部の肉のうち、下側のやわらかい部分を特に切り出した肉。サシも細かく弾力ありつつも柔らか。

3.「エリンギ」

4.「いわて短角和牛のソーセージ」
希少性が高く脂肪分が少ない短角和牛。なかなか出会えない品種では?ブニュとした市販ソーセージとは一線を画す、ブリッとつなぎの少ない肉感を十分に味わえるソーセージです。

5.「キュウリを瀬戸内の塩で」
この辺で爽やかに箸休めです。

6.「熊本赤牛 外もも ロースト」
身が締まった良質の肉です。やや脂多めに見えますが脂も適度で美味しい。

7.「アスパラガス」

8.「赤牛シンシン」
「シンタマ」という内モモの下にある球状のかたまり、その中心部の「シンシン」は和牛ですと2~3キロしか取れない希少部位。並ロースよりはやわらかく適度に霜降りが乗った赤身です。きめの細かい肉質でした。

9.「赤牛トモサンカク」
「トモサンカク」はシンシンの外側についた三角形の部位、赤身ですがサシ(霜降り)が入り通常のロースにコクと甘みが加わった非常に希少な部位だそうです。プリッと肉質を感じる部位でしたよ、これで肉は〆。

10.〆ご飯
「牛すじカレー」「卵かけご飯」「沖縄そば」普段は沖縄そばはない場合もあるそうですが、肉の出汁が効いた美味しいスープでした。フーチバーとも合います。

ドリンクはプレモルからスタートして、アイラ系ウィスキー「ボウモアハイボール」「ラフロイグハイボール」など普段飲めそうもないものをw

これらは鋭いピート香とヨード臭が肉に合いますね。石垣島で食べる焼肉と泡盛「白百合」が合うのと同じような、肉の脂をサラッと流すある種の清涼感\(-o-)/(この「29グラス」も良いですねぇ)

これだけ、いろいろ肉を頂いて、ドリンクなしだと5.000円(税抜)飲み物は最低一杯はオーダーして欲しいとのことでミネラルオーダーで5.100円が最低価格という事になりますかね。自分で支払ったと考えてもかなりのお値打ちメニューと思います。

上記メニューに番号を付けていますが10まで、つまりは一合目から登頂の十合目までで10品目になっています。7合目のアスパラで一呼吸、最後の八合目「シンシン」、九合目「トモサンカク」は登山で言うところの最高の眺望の広がりならぬ、口の中に最高の肉と肉汁が広がるが如くの達成感。

でも、せっかくならばもう少し「登頂」の達成感が欲しいかも。〆ご飯は「牛すじカレー」「卵かけご飯」ですが、ここでは更に、牛肉が難しければ(チェーン展開のために沖縄産牛肉は難しいと思うし)沖縄産の豚でもイイので「沖縄最高峰の肉山」として「肉山丼」などで登頂の達成感を後押しするメニュー等も良いのでは?なんて思いました。

この「肉山」・・・都内などではずっと予約が取れない超人気店とのことです。ひとっ飛び沖縄に来て「肉山登山」経験しても良いのでは?と思います。となると先程の「肉山丼」ではないけど、わざわざ沖縄に行く「特別感」が必要かもしれません。

今後も沖縄のハイグレードな顧客層と、内地からの「肉山」詣での顧客層をターゲットに美味しいに肉を提供していただきたいですね。

言い忘れました・・・「完全予約制」です、私も予約して個人的に再訪したいと思います。

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