桜坂の「ハイアットリージェンシー那覇」の真向かいです。
4月下旬にオープン、通称「てんぷら坂」に登る角。JALプライベートリゾート オクマやハイアットリージェンシー那覇 沖縄を運営する「プレミアホテルグループ」の営業のようです。チラシの電話番号はハイアットリージェンシー那覇のものと同じでした。
店内はテーブル席、全部で40名程度とかなり広いスペースで、厨房、ホールともにスタッフも大勢です。訪問日はオープン二日目、ランチタイムを過ぎた頃にお邪魔しましたがかなりの賑わい。
十割冷そば「せいろ：並（780円）」と「京鴨南蛮そば（1.280円）」（いずれも税込）で。せいろは海苔のせ。つゆの味は割りと強めに感じました。更科っぽい蕎麦の色味の割にコシは割と感じるタイプでしょうか。
蕎麦のシーズンでないためか蕎麦の香りよりも海苔の香りが勝る感じ。一方の京鴨南蛮そばは汁はアッサリした印象。鴨肉は小振り、もう少し鴨油、ネギ油ともに油を感じるものが欲しかったかも。
その意味ではとても上品な仕上がりの鴨南蛮と言えそう。以前、日本橋で頂いた「京都鴨そば専門店 浹（あまね）」に似てるような上品さ。両メニューともに価格的には一般的な価格だと思いますが、お味的にも量的にも上品な仕立て。
カウンター席ながら注文して、せいろと温かい蕎麦が同時に来てしまったり（隣の席も占領してしまい、これは提供の順番を聞いて欲しかった）、会計時に手間取ったりはオープン早々ですから仕方無いところか。蕎麦の産地を聞いたら「北海道のカムイです」って、それはブランド名。蕎麦粉にこだわるならば、北海道北竜産の玄そば、横山製粉「カムイ」とキチンと説明して欲しいけどね。今回は「開業限定メニュー」だそうで5月には新メニューになるそうです。その時にまた・・・。
