老舗カキオムレツ店@台北寧夏夜市「圓環邊蚵仔煎」

50年以上営業するカキオムレツの老舗店。寧夏夜市を代表するお店らしい

暫く更新していませんでしたが、その間に初台北に行ってきました、夜遅くの到着で実質2日プラス数時間。此処は読み方がわからないから「ねいなつよいち」で通していましたが(笑)「寧夏夜市(ニンシャーイエスー)」です。

来てみたものの・・・一通り見て回りましたが、まずは人の多さに圧倒され。屋台の通路までバイクが入ってくるのは、牧志公設市場やら以前の農連市場的でもありますが、そのスピードがスゴいwそして四文字熟語か漢詩みたいなメニューが読めないwそして奥地のフードコート的エリアは初心者にはハードル高し。

まずは路面店で小手調べ、と言うことで入店したお店「圓環邊蚵仔煎(ユエンファンビエンオアジェン)」です(GoogleMap)

後から調べたら50年以上営業するオイスターオムレツの老舗店、寧夏夜市を代表するお店らしい。確かに看板には「台北老店」とあります。名物は「蚵仔煎」70(TWD)=250円、なるオイスターオムレツ、これは外せない。

ツレ(同行者)は我関せずに早速店内へ。一方で撮影しやすいようにメニューをホールドしてくれる優しいスタッフw

その名物オムレツと「米糕」」30(TWD)=110円という、もち米おこわに豚肉タレかけ。そして「蛤仔湯」70(TWD)=250円というハマグリスープを二名でシェア。ファストフードチェーン的に店のレジ係兼店長さんから札を貰ってしばらくすると料理が到着です。インドとかもそうだけどアジアの店はレジから全く離れない売上と一蓮托生みたいな店長さん多いね(笑)

ビールなどはそばのコンビニで買って持ち込みできます。「蚵仔煎」はオムレツというよりも「牡蠣と卵のあんかけ」的な印象。

牡蠣の部分は美味しいのですが、黄色半透明のプルンとしたとろみの「あん」が多くて肝心の牡蠣が少ない感じ。この「つなぎ」の多い感じが私にはダメだったわ。

「米糕」はタレの濃厚さを期待してのですが割とアッサリした感じ。こういうのは「大」にして掻き込まないと真髄は得られないのかも。その時は「つゆだく」でお願いしたい。

「蛤仔湯」はハマグリ小さめ、日本と違ってこちらのハマグリは小さいのかも、大きさ的にはアサリ的。味もアッサリだし(笑)そして香り立つコンクなハマグリ風味が今ひとつかな。

全体的にどれもアッサリ優しい味、或いは淡白な印象。それは初台湾故、私の舌が豪快な味、濃厚さを期待しすぎていたのか。という事で卓上の激辛豆板醤的なものを加えて濃厚に仕立てましたw初っ端から「味変」に期待してはいけないのですが。

もっとも2人で170 (TWD) で600円程度ですしwその意味ではコスパは高いですね。

路面店ですし夜市の中では店内もガヤガヤせず割と落ち着いた感じ。日本語メニューもあるし店頭のスタッフがシステムなどを日本語で説明してくれましたし、夜市でまずは何処に入ろうかと戦略会議をするなど、ビギナーにはお薦めな印象です。

さて、このあとはもう一軒でガッツリと思ったら夜市は終了ムード。美味しいと評判の此処も店じまいの準備中、次回は早め出動必須!

※レートは訪問時(2017.01)のものです。1(TWD)=約3.6円。

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