「アラコヤ」プロデュース、モツ煮込みの店
最近、新規オープンブームも一段落、牧志公設市場周辺の賑やかさになんとなく遅れを取った感のある(昔の落ち着きを取り戻した、とも言えるけど)栄町ですが、先日新たな店がオープンしました。場所は通称「栄町ロータリー」そば「アルコリスタ」の左。モツ煮込みの店「トミヤランドリー」です。
店名の由来「トミヤ」は店主の方の名前から「ランドリー」は「ノリ」だとか、こんなプロデュースをするのは栄町の名プロデューサー栄町「アラコヤ」の大将企画の店。ならば料理も本格的と目論見、オープン早々「寝込み」ならぬ「煮込み」を襲ってみたわけです(笑)
店内のこのパネルは「ジャッキーステーキ」的なアメリカ世を想起させるものがありますが、全体的には大阪レトロな雰囲気。
前の店の名残か・・・これまたレトロ感をアップさせるような。
店頭の煮込み鍋のシズル感、これを見てなんとなく大阪ミナミのモツ煮込みの「ふじ井」を思い出したからか大阪的なイメージなのかも。その大阪の「ふじ井」はタンシチューは小皿にタン一個のシチュー掛けだったり「潜水艦」なるメニューは「波(並)の下」というお安いメニューだったりと、洒落が利いた小粋な店でした、此処は閉店の噂もあったけど健在なのか・・・・。
で、こちら「トミヤランドリー」まずはホッピーから。
フードは「塩もつ煮込み」この量がお一人様には良いです、プリプリのモツ。
「豚のテリーヌ」「カレー串煮込み」いずれもしっかりとした仕込みのほどが伺えるメニュー。
翌日も訪問し「自家製ハムと山わさび」「タンのたたき」「ハチノスの唐揚げ」を。
「ハチノスの唐揚げ」はワッフルみたいな感じですが実際にサラッと油で揚がってサクッとした食感でたいへん美味しい。これはお薦めします。右から柚子胡椒、豆板醤的辛味噌、一味唐辛子、奥はマスタードと自家製の調味料とのマリアージュもイイ。
まだオープンしたばかりで不定休と言うか週末営業のみのような感じですが、立ち飲みだし栄町の新たな待ち合わせ場所、或いはランドマークになりそうな店です。既に耳の早いお客さんで人気の様子。トイレにはなぜか10月の「フーターズガールカレンダー」(笑)
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